「来るものこばまず。」
最近、この言葉は大事だなと思っています。
数ヶ月前には、
「そのような求人は私の志向に合わないので応募しません。辞退します。」
とおっしゃっていた登録者が、
「あの求人はもう無いですか?
少し興味があるので応募したんですが・・・・・。」
と言ってくるケースが増えています。
でも、 「時、既に遅し」 なんですよね。
最初に説得できなかった私も悪いのですが、無理に応募していただくのは好きではありません。
また、ご本人が本気で応募しなければ成約には結びつきません。
しかし、なぜ初めから自分の枠を狭めて転職活動するのかな?
特に20代の若い人にこの傾向が強いですよ。
応募してみなければ、どんな出会いがあるかわからないでしょう?
私自身の転職では、コンサルタントから薦められた会社は全て応募してきました。
だって、足を運んで会ってみないと、どんな会社か?どんな経営者か?
わからないじゃないですか?
実際にコンサルタントが、
「とにかく応募してみてくれ。」
と言うので、応募して内定辞退した会社の取締役とご縁ができて、
お酒を酌み交わす関係になったこともあります。
信頼できるビジネスマンとして、今後もお付き合いが続くと思います。
こんな展開になることもあるわけです。
このように、面接を堅苦しく考えないで、人との出会いの場だと考えると人生の可能性が
広がりますよね。
さすがに10社、20社応募するのは大変ですが、5社ぐらいは喜んで応募しないと。
昔、一緒に仕事をした中川さんというコンサルタントが、よく言っていました。
「内定してもないのに断ってどうするんですか?
内定しても嫌だったら、その時に断ればいいじゃないですか?
自分でチャンスを狭めるなんて損ですよ。」
何でもかんでも応募しろという話ではなく、面接も人との出会いの場面と考えていただき、
人生の可能性を広げていただきたい、という話です。
お説教のようで済みません。
「その時の出逢いが 人生を根底から変えることがある よき出逢いを」 みつを
合掌。