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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

最年少キャリアアドバイザー誕生!!(激闘編その2)

昨日の続編です。
 
いよいよ ビーイングの「住宅・不動産業界特集」の号が発売されました。

そこで集まった転職希望の方々は約80名でした。

まずまずの効果です。

その80名の方々のリストを、当時の新橋本社の年輩キャリアアドバイザー10名に配布しました。
迅速にフォローしていただき、早く面談に呼び込んで、S社にご紹介するように依頼しました。
 
しかし、その後3日経ち、5日経ち、1週間経ちましたが全く新たな人材のご紹介が出て来ません。
10日経って、私の我慢の限界が来ました。

年輩キャリアアドバイザー一人一人に人材リストのフォロー状況を聞いて回ってあぜんとしました。

こんな答が返って来たのです。

Aさん:「1回電話したけど、奥さんが出たのでそのままだよ。」
Bさん:「我々は、来社されるお客様の対応だけで精一杯だよ。」
Cさん:「こんな薄いエントリー情報だけではフォローできないよ。」

:「そんなのは当り前でしょう!! 
  昼間に電話しても、ご本人がいるわけないでしょう!!

  精一杯? 一体貴方たちは何時まで働いてますか!! 
  6時には帰ってしまうじゃないですか!!
  薄い情報から手繰り寄せて面談してキャリアシートを書いていただくのが、
  貴方たちの仕事でしょう!! 
  そんな人が来るのを待っているだけなら誰でもできますよ!!」

 

完全に頭に来た。

この会社は終わりだ。

我々の営業部隊とキャリアアドバイザー部隊の動き、
指示命令系統、サービスマインド、全てがバラバラだ!!

もうこんなキャリアアドバイザーに頼んでいる時間は無い。

俺が自分でやるしかない!!

*20年前は、こんな情けない状況(社内体制)でした。

 

当時の上層部は、

「若手社員が年輩キャリアアドバイザーの仕事の領域を侵害してはならない。」

 などと言っていましたからね。

「営業マンは登録者のキャリアシートも閲覧してはいけない。」

 と言うキャリアアドバイザーも居ました。

この後、その聖域と言うか領域を、私が侵害して大きな問題にになります。

その事に関しては、明日書きます。

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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