昨日の続編です。
いよいよ ビーイングの「住宅・不動産業界特集」の号が発売されました。
そこで集まった転職希望の方々は約80名でした。
まずまずの効果です。
その80名の方々のリストを、当時の新橋本社の年輩キャリアアドバイザー10名に配布しました。
迅速にフォローしていただき、早く面談に呼び込んで、S社にご紹介するように依頼しました。
しかし、その後3日経ち、5日経ち、1週間経ちましたが全く新たな人材のご紹介が出て来ません。
10日経って、私の我慢の限界が来ました。
年輩キャリアアドバイザー一人一人に人材リストのフォロー状況を聞いて回ってあぜんとしました。
Aさん:「1回電話したけど、奥さんが出たのでそのままだよ。」
Bさん:「我々は、来社されるお客様の対応だけで精一杯だよ。」
Cさん:「こんな薄いエントリー情報だけではフォローできないよ。」
私:「そんなのは当り前でしょう!!
昼間に電話しても、ご本人がいるわけないでしょう!!
精一杯? 一体貴方たちは何時まで働いてますか!!
6時には帰ってしまうじゃないですか!!
薄い情報から手繰り寄せて面談してキャリアシートを書いていただくのが、
貴方たちの仕事でしょう!!
そんな人が来るのを待っているだけなら誰でもできますよ!!」
我々の営業部隊とキャリアアドバイザー部隊の動き、
指示命令系統、サービスマインド、全てがバラバラだ!!
もうこんなキャリアアドバイザーに頼んでいる時間は無い。
*20年前は、こんな情けない状況(社内体制)でした。
「若手社員が年輩キャリアアドバイザーの仕事の領域を侵害してはならない。」
「営業マンは登録者のキャリアシートも閲覧してはいけない。」
この後、その聖域と言うか領域を、私が侵害して大きな問題にになります。
合掌。