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「猫への餌やりをめぐる近隣住民とのトラブル」

  • 2010-5-13
  • カテゴリー:ネコ

「猫への餌やりをめぐる近隣住民とのトラブル」

不謹慎かもしれないが、今日はこのニュースを見て笑った。

(FNNニュース抜粋)

猫への餌やりをめぐる近隣住民とのトラブルで、将棋の元名人・加藤 一二三九段(70)に判決が下された。加藤九段は争う構え。
13日、猫への餌やりをめぐる騒動で、裁判所の判断が示された。
管理組合や近隣住民から訴えられていたのは、日本将棋界歴代3位の通算1,268勝を挙げ、若くして「天才棋士」と称された加藤 一二三九段。
今回訴えられた元名人・加藤九段の自宅玄関先には、猫のオブジェが置かれていた。
加藤九段は、「どのような判決になっても、落ち着いて対処したいと思っています。(けさ、猫に餌は?)すでに庭の方で与えまして…。給餌の中止はあり得ないと、私は希望していますけれどもね」と話した。
判決の日を迎えた加藤九段。
なぜ騒動は、ここまでこじれたのか。

猫に去勢を施し、猫の増加防止が目的だと反論した加藤九段に対し、東京地裁立川支部は、「猫への餌やり中止と204万円の賠償を命じる」と判決を下した。

今日の「注目の検索急上昇ワード」で、マイナーな将棋の世界では有名な加藤一二三(かとう ひふみ)先生

名前が出ていたので、 「えー!! ついにあの元気な加藤先生が死んだか?」 と思ってクリックしたら

何とも平和な日本らしい上記のニュースだった。

加藤先生は、同郷の福岡県出身、棋士には珍しく早稲田大学文学部卒。

特に昔は中学が高校を卒業したら、プロ棋士宅に住み込み弟子入りして、鍛えられてプロになったんです。

だから、大卒の棋士は大変珍しい。余程の変わり者です。

この人は、将棋の指し方も、出で立ちも、とにかく言動全体が相当ユニークです。

いつも紺色のスーツに白い無地のワイシャツで、やたらと長く結んだえんじ色のネクタイが股間まで

届いています。

そして、将棋の最中は大きな咳払いをしたり、中腰になって前後にゆらゆら動いたり、対戦相手の後ろに

立って、相手の方向から将棋盤を眺めて考えたり。

将棋界では若い頃から礼儀作法に関しても厳しく教えられるので、対戦相手を不快にさせるような行為は

ご法度ですが、加藤先生は凡人ではないので、自分が不快でないことは他人も不快ではないと思っている

のです。だから、今回のような判決が出ても、ご本人は全くピンと来てないと思います。

また、加藤先生は若い頃からあまりに将棋が強かったので、はっきり注意できる人がいなかったのでしょう。

「咳払いは小さくしろ! ゆらゆらゆれるな! ネクタイはもっと短く結べ! 相手の側に立つな!」とか

いちいち言うのも、言う方が小者だと思われます。

むしろ、加藤先生が将棋に没頭して、他の細かい事は気にしないという姿が好きだというファンが大勢います。

「自分もこれぐらい没頭できる仕事ができたら幸せだな」 と思って見ている人も多いでしょう。

現在の将棋連盟会長の米長先生が、加藤先生より若いのにも関わらず早く引退したのに対して、加藤先生は

「将棋の世界は無限で、まだまだ極めることはできない。60歳になっても70歳になっても極めることは

できないが、だからこそおもしろい。まだまだ奥深いものなのに引退する人の気持ちがわからない。

私は指し続けられる限り引退するつもりは全くない。」

と語っていました。


人生観や価値観の違いでしょうが、これが加藤先生ワールドなんです。

だから、周囲の住民が100人、1000人で訴えても、加藤先生の考え方は変わらないでしょう。

最後は、周囲の住民が転居するしかないかもしれません。

関心ないでしょうが、私が好きな将棋の棋風は、 「肉を切らせて骨を断つ」 米長ファンでした。


今から我家の 「まるる」トラ 「ちゃちゃ」おり 「まんだら」おり と遊びます。


「自分が自分にならないで だれが自分になる」    みつを


合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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