それぞれの入社後。
下記は、10月に、あるクライアントにご入社された方からのお便りです。
武谷様
ご無沙汰しております。
入社してから早いもので2ヶ月が経ちました。
人事部門での研修、営業研修が終了し、今月から正式配属となりました。
また、総務関連の業務も携わることとなり、契約業務においては経験を活かしお役に立つことが
できたと思います。
営業研修は、専門知識の不足で大変苦労し、自身の立てた目標に至らず、結果に満足できませんでした。
しかし、今後各部署とコミュニケーションをとっていくために意味のある研修だったと思います。
それがきっかけで、他部署の方から依頼を受け、勉強会を開いたり、忘年会の幹事を依頼されたりと。
今月1ヶ月間で担当業務はすべて習得できるようにと指示をうけ、今必死になって覚えている状況です。
期限がせまる中、一日でも早く流れを掴み、いつものような自分で仕事を行いたいと思うとともに、
手間がかかっていると思われる資料作成などにおいてできる限り簡素化できるよう月次終了後、
少しずつ修正し楽になれればと思います。
年末でお忙しいとは存じますが、仕事が終わった後に、お食事でもできればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご苦労されながらも順調に職場に溶け込まれている様子で、こちらが元気付けられます。
今週、お食事(忘年会)をご一緒する御約束をしております。
また、先週の金曜日は、今月ご入社された方と食事をしました。
入社後わずか4日目でしたが、既に顔つきが変わっていました。
Aさん:「かなりグリグリ指導されています。」
私:「大変ですか?」
Aさん:「はい。休む暇なく新規開拓しています。」
私:「顔つきが変わりましたね。」
Aさん:「そうですか?」
私:「以前会った時より、ビジネスマンらしい引き締まった顔になっていますよ。」
Aさん:「本当ですか?」
私:「はい。姿勢も背筋が伸びて良くなりましたね。」
Aさん:「そうですか?」
私:「以前はもっとクネクネしてましたよ。わずか4日で人間は変わるんですね。」
Aさん:「グリグリ指導していただいている成果でしょうか?」
私:「やっぱり、緊張感が人を本気にさせ変えるんですね。変われるAさんも偉いと思います。」
Aさん:「そうですか?」
私:「根が素直で吸収力があるんですよ。このまま3年頑張れば、凄いコンサルタントになりますよ。」
Aさん:「そうなれるよう頑張ります。」
また、もうお一人、今月ご入社されたBさんから、本日お電話をいただきました。
Bさん:「武谷(たけや)さん、先週フォローのメール、ありがとうございます。」
私:「いえ、お元気ですか?」
Bさん:「何とかやってまーす。早速2件ぐらい決まるかもしれません。」
私:「えー!! 信じられないほど早いですね。さすがプロですね。」
Bさん:「これぐらいは当り前です。これまでもこの仕事をやってきたんですから。」
私:「早く大きな事業部にして、活きのいい若者を採用してください。」
Bさん:「またそんなプレッシャーかけないでください。だいたい、武谷(たけや)さん、私の事を誤解
してますよ。私は、わいわいがやがや仕事がしたいのではないんです。仕事は静かに集中して
やりたいです。ただ、切磋琢磨できる環境をつくりたいだけです。」
私:「そうですか? 不穏当な表現で大変失礼しました。」
Bさん:「じゃあ、これからアポイントで、今夜は歓迎会なので失礼します。」
私:「あーそうでしたね。楽しんできてください。」