登録者は行きたい会社に行けばいい。
何年もこの仕事をしていると、こんな気持ちになってくる。
昔のように、 「是非とも自分が紹介した会社に行ってもらいたい」 という気持ちは弱くなった。
目先のお金のために、人の人生に影響を与えたくない。
それでも食べていけるように、会社のコストは極限まで抑制している。
また、くだらない紹介会社は極力クライアントにしないようにしている。
これまで、求人を依頼されてもフェードアウトしてきた。
逆に素晴らしいと思える会社ならディスカウントしてでも紹介したい。
「人気紹介会社ランキング」 と 「不人気紹介会社ランキング」 を発表しようと思っている。
イメージではなく、現役の人材コンサルタントからのヒアリング結果だ。
人気、不人気の理由も発表する。
しかし、こんな事をすると、不人気紹介会社で一生懸命働いている人たちに失礼なのでやめておく。
でも、突然発表するかもしれない。
私は、ES(従業員満足)とCS(顧客満足)とは相関関係にあると、昔から思っている。
従って、ESの低い会社は、CSも同様だと思っている。
この厳しい環境下、CSを上げて売上を上げるには、まずはESの向上に取り組まなければならない。
言っておくが、ES向上というのは、従業員を甘やかす事ではない。
ただ単に年収を上げろ、などという意味ではない。
この厳しい時期に、従業員の給料だけ上げたら倒産してしまう。
厳しく暖かくメリハリつけて指導し、従業員を育て、良いチームワークを育むことだ。
それを真剣に考え取り組んでいる経営者がいる会社が生き残ると信じている。
厳冬
「樹木が余分なものを捨てる季節
樹木が孤独に輝く季節
樹木が黙って根を張る季節
そして1年の中で樹木が最も充実する季節」
みつを
合掌。