「組織人と素浪人」
今週、昔の大先輩、同僚と一杯やった。
近所の大衆的な魚の美味い店で、ガンガン話して飲んだ。
同じ時代を過ごした仲間と久しぶりに飲むのは楽しい。
2時間ぐらい遅れて家内が合流した。
家内も、このお二人とは旧知の仲だ。
家内は最近会社勤めでやたら忙しいし、睡眠時間も少なく痩せてしまった。
しかし、家内が来るなり、大先輩と同僚の二人ともが言った。
「何か雰囲気が変わったね。以前と違ってオーラが出てるよ。随分シャープになったね。
いい顔してるね。最近充実しているんじゃない?」
家内は嬉しそうだった。
私も内心同じ事を感じていた。
家内は最近、若い頃の雰囲気に戻ったと思っていた。
私と二人で働き始めた頃は、
「やっと人間らしい生活ができるようになって嬉しい。」
と言っていた。
ただ、後半は何やら退屈な様子でつまらなそうだった。
逆に、私は昔を知っている上司から、
「武谷(たけや)、お前、昔の鋭い顔に戻ったね。俺は昔みたいにお前に怒られそうだ。」
とか言われた。
今週もそんなに昔を知らない人から、
「武谷(たけや)さん、随分精悍な雰囲気に変わりましたね。」
と言われた。
変わったのではなく戻ったのだ。
ということは、家内も私も昔に戻って、少々シャープな顔つきになったということだ。
「組織の中で働く方がイキイキする人」=家内
「素浪人的に生きた方がイキイキする人」=私
「人生いろいろ 働き方もいろいろ」
それでいい。
「梅の木に梅の実 柿の木に柿の実 それでよいのです」 みつを
合掌。
※弊社HP↓。