トイレットペーパーを買いすぎて警察に連行される。
今週、我慢ならない事件が起こりました。
家内:「トイレットペーパーが無くなったから、悪いけど買っておいてくれないかな。」
私:「いいよ。どれを買えばいいの?」
家内:「エリエールのダブル。緑色のビニールに入ったのあるでしょう?」
私:「どこで買えばいいの? マツキヨで378円で売っているから。」
このような依頼がありましたので、夕方、マツキヨに買い物に行ったんです。
「おー、379円になってるぞ!! 1円上がってるじゃん。 これは原油高の影響か?
これはまとめて買っておかないと、もっと上がるかもしれない?」
などと、勝手に考えをめぐらし、一度に5つも買ったのです。
一つのビニール袋にトイレットペーパーが12ロール入っているので、12×5つ=60ロール
「これだけ買っておけば、一日に何度トイレに行ってもいいし、原油が上がっても大丈夫だろう。」
と考えました。
しかし、5つもあると持ちにくいし、歩きにくいし、結構バカにならないほど重い。
何とか持って大きな交差点を渡っていたら、みんなが珍しそうに私を見ている。
「あの人、よっぽどたくさんウンチ するのかな?」 みないな視線に思えて恥ずかしい。
恥ずかしいから早く交差点を渡りたいと思って急いだのが悪かった。
つまづいて、トイレットペーパーを交差点に全部落としてしまった。
あせってしまい急いで拾おうとするのだが、4つ拾って5つ目を拾おうとすると、また一つ落としてしまう。
そうこうしている内に交差点の信号が赤になってしまった!!
大通りを車が突進してくる!!
「プープー!!」 とクラクションを鳴らされる。
中には、 「何やってるんだ!! バカヤロー!!」 と窓を開けて怒鳴る奴もいるので、
私:「見たらわかるだろう、このバカヤロー!!」 と言い返したりしていると車が渋滞してきた。
それを見ていた派出所の警官 が慌てて走って来て、
警官:「何をやっているんだ!! 車が渋滞してるじゃないか!!」
私:「見たらわかるだろう、このバカヤロー!!」
警官:「バカヤローとは何だ!!」
となり、警官がトイレットペーパーを2つ拾って、
警官:「ちょっと派出所に来なさい!!」
私:「なんでトイレットペーパーを持っているだけなのに、派出所に行かなければいけないんだ!!」
警官:「何でもいいから早く渡って派出所に来なさい!!」
となってしまった。
やっぱり、バカヤロー!! と言ったのがまずかったか?
こんな事でご厄介になりたくないし、早く謝るしかないな。
警官:「身分証明書を見せなさい。」
保険証を出しました。
私:「ご迷惑をかけて済みませんでした。」
警官:「あんたね、車両や他の歩行者の安全を妨げる行為をしているんだよ。」
私:「あんたとは何だ!! バカヤロー!! お前は俺よりも年下だろう!! 人生の先輩を敬え!!」
警官:「バカヤローとは何だ!! 自分が助けに行かなければ、車にひかれていたかもしれんぞ!!」
私:「それはありがとう。助かりました。」
警官:「もう二度とむちゃな買い物をしないと誓いなさい。」
私:「わかりました。もう二度とむちゃな買い物はしません。」
警官:「今度、見つけたら注意だけでは済みませんよ。」
私:「承知致しました。二度と致しません。模範的な区民として日々生活して参ります!!
本日は危険なところを助けていただき、本当にありがとうございました。」
と言って、やっと開放してもらいました。
欲張ってトイレットペーパーを買いすぎてしまったために、とんでもない目