「なぜ? それで? どうして? なんでそう思うの? ところでお前はどうしたいの?」
「指示待ち型の社員が増えている」 と、リクルートエージェントの社員やJACの新卒一期生から聞く。
どうしてなのかな?
「それはお前のマネジメントが駄目なんじゃないか?」
とか自分を棚に上げて言ったりする。
リクルートグループでは元来、 「なぜ?なぜ?マネジメント」 が浸透しているはずなので、
指示待ち型社員が増えているとすれば、急激に増えた中途採用者をちゃんとマネジメントできていない
のかもしれない。
リクルートグループから離れて初めて、 「メンバーは俺が指示しないと動かない? メンバーは
上司の指示を常に待っている忠実な人間なのだ。」 ということが後からわかった。もう遅いが。
リクルートで私の上司だった人たちは、
上司:「武谷(たけや)はどうしたいの?」
私:「いやー、私はできれば○○したいです。」
上司:「それは誰のためになるの?」
私:「・・・・・・・・。私が目標達成するだけですかね?」
上司:「バカ!! もう一度考え直して持って来い。」
というような会話が多かったと思う。
この場合は、「お前は本当にお客さんの事を考えているのか?」 という意味だ。
過激な上司は、こんな感じだ。
上司:「その程度の事をいちいち相談するんじゃねーよ。
お前はゼロワン(リーダー)だろ?
俺の時間を無駄にするな!!」
この場合は、「その程度の事はお前の判断でやれる。何かあったら俺が責任を取る」 という意味だ。
しかし、JACの一期生は、上司の指示を仰ぐ前に自分で考えてみるという習慣はついているはずだ。
その習慣を後輩に伝えられていないとすれば、君たちの怠慢だから会社のせいにはできない。
時々、インテリジェンスの人やOBにも会うが、彼らには自分で考えて動く習慣がついている。
だから力強いし、どんどん独立している。
これからのキーワードは、「independent 」 だ。
組織に所属する・しないは別として、どんな環境でも自分の頭と体で生きていける人間の時代だ。
「いまここに だれともくらべない はだかのにんげん わたしがいます」 みつを
合掌。
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