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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

業績上位者に聞け!!

業績上位者に聞け!!

業績の悪い人材紹介会社では、業績下位者が業績上位者に成功事例の話を聞きに行くという光景

見た事が無い。

ケーススタディーの共有がほとんどされていない。

また、その状態をマネージャーも放置している。

特に、中途採用者が大多数を占める会社では、社歴が浅く人間関係ができていない場合も多いので

気安く他のコンサルタントに成功事例など聞きに行けない。

また、他人に成功事例を聞くのは、自分のプライドが許さない。

人間だもの、気持ちはよくわかる。

ただ、ケーススタディーの共有もしないのでは、何のために一緒に働いているのか?意味が無い。

ただ、同じ事務所に机を並べて、同じ空気を吸って、同じようにインフルエンザになるだけだ。

いろいろなコンサルタントの成功事例、できれば失敗事例も共有できれば、一つの成功・失敗が

全員の成功・失敗体験になり、学習スピードが飛躍的に速まる。

マネージャーが、「あーしろ、こーしろ」 と指示するよりも、同僚の事例の方が遥かに説得力を持つ。

マネージャーは、ケーススタディーを共有する場づくり、環境づくりに務めた方がよい。

いきなり環境をつくれ、では難しいのもよくわかる。

その際には、まずは営業ミーティングで、マネージャーがコンサルタントの事例発表を代行する。

マネージャー:「今週は、Aさんの成功事例を発表します。

         今回の事例は、こんな求人で、途中こんな障害に直面しましたが、Aさんはその障害を

         このようにクリアして見事成約にたどり着きました。

         Aさん、おめでとうございます!!」 祝   パチ、パチ、パチ。 バンザイ

マネージャーが、事前にAさんに取材して、代わりに成功事例のポイントを解説する。

マネージャーが、具体的に誉める事はとても大切だ。

Aさんは恥ずかしがる。人前で自分の自慢話などされたくないと思う人もいる。

しかし、これを続けていると、自分から他のコンサルタントに成功事例を聞きに行く人が、一人二人と

出て来る。

そんな事から少しずつ雰囲気が変わっていく。

自分から成功事例を話してもいい、という人も出て来る。

こんな人は大いに評価して、給与も上げてあげればいい。

仕事の内容をいかにブラックボックス化させないようにするか、特に一気通貫(両面)スタイルで

自己完結になりやすい人材紹介会社では大事な点だ。

今は業績が悪く、ただでさえ無口になりやすい状況だ。

そんなよどんだ空気を意識的に変えましょう。

「うつくしいものを美しいと思える あなたのこころがうつくしい」    みつを

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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