若い人や経験の短い人が人材ビジネスを変革する。
この人材紹介業、私みたいに26年も長くやっていればいいというものじゃないのです。
逆に、「この業界はこうあるべきだ」 とか、「この仕事のやり方はこうあるべし」 とか固定観念で
頭がコチコチになるんです。
むしろ、20代でネットの世界にも強い若い人や、40代・50代で人材紹介の実務経験は2~3年しか
ないけれど、この業界に対して様々な矛盾や疑問を感じて、自分がご苦労した経験を活かして
新たなビジネスモデルを創造しようとチャレンジされている人など、新しい発想でこのビジネスに
取り込もうとしている人たちの声に耳を傾けるべきだと思います。
経験が短い人の方が、業界の常識にとらわれない自由な発想をされるので、
クライアントやキャンディデートなどお客様の要望を率直にとらえている可能性があります。
今日も私より2歳上ですが、とても元気な社長とお会いして、大変興味深い新たなビジネスモデルの
お話を伺いました。
株式会社ジュブトモ の 長嶋社長です。
10月19日に下記の新たなサービスをカットオーバーするそうです。
新たな転職サイトはこちらです⇒ http://www.jobtomo.jp
壮大なビジネスモデルを考案し、現在、ビジネスモデル特許申請中です。
50歳にして、思い切った投資をして勝負する度胸が凄い。
長嶋社長の発想の元は、恣意的に顧客やユーザーを囲い込まないこと。
個が自由であること。
その点が、これから個が自立して中心になっていく社会の流れに合致していると思いました。
主に大企業の発想で、 「顧客の囲い込み」 という概念があります。
ただ、顧客は囲い込まれたいとは思っていません。
たくさん買ったらポイントが付く、とか単純なメリットがあるので、何十枚も会員カードを
作る人は多いですが、実際にポイントを使い切っている人は少ないです。
単純にポイントが付く、というメリットでは難しくなっているとすれば、より付加価値の高いメリットを
つくらないと顧客の囲い込みはできません。
その前に、 「顧客を囲い込まない」 という逆転の発想も必要なのではないかと思います。
高い業績を上げている企業は、顧客を囲い込んでいない会社が多い気がします。
例えば、ユニクロは顧客を囲い込んでいるでしょうか?
囲い込みではなく、ファンをつくることが大事だと思います。
自然にファンが増えること、それも広告宣伝しないで、口コミ・評判で増えることが理想です。
実際の方法論は語り尽くせぬほどあると思いますが、我々のようなサービス業の場合は、
「至誠天に通ず」 で、お客様にとって良かれと思うことを継続してやっていくしかないですね。
それが新たなビジネスモデルであれ、古典的なサービスであれ。
私も、他の人材紹介会社にも登録される事や、転職サイトの活用や、求人企業への直接応募なども
お奨めしています。
「一生勉強 一生青春」 みつを
合掌。
※弊社HP↓。