人材コンサルタントの「介在意義」とは何か?
昨晩、ポーターズ様主催、「経営塾」 に参加した。
内容は、下記のようなものだ。
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●○ 人材紹介カレッジ「経営塾」 第2回 ○●
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【テーマ】
トップコンサルタントが語る 「個人年間売上2億の戦略と行動」
【ゲスト】
アクシスコンサルティング株式会社
マネージングコンサルタント
荒木田 誠 氏
新卒で入社した金融系SI企業から将来のキャリアとして
中小企業のコンサルに興味を持っていたこともあり、
米系コンサルティングファームへ転職。
主に製造業に対するコンサルティング案件に携わりマネージャーとして活躍する。
2003年にキャリアコンサルタントに転身。
コンサルタントへの転職だけでなく、数多くの業界内転職、
エグジット転職をトータルサポート。
業界情報の広さ、深さは日本トップクラス。
執筆活動、セミナーでの講演など活動は多岐にわたる。
【日程】
2009年9月16日(水) 18:30~21:00
18:30~20:00 セミナー
20:00~21:00 懇親会
(※簡単なお食事・お飲み物をご用意します)
荒木田さんは、キャリアコンサルタントになってまだ6年、35歳ぐらいの方なので、
経験年数だけで見れば、まだ中堅コンサルタントだ。
しかし、彼の6年は凡人の6年ではない。経験年数より密度だ。
彼の頭の中では、毎日たくさんのPDCAが回っている。
仮説・実行・検証・改善のかたまりみたいなコンサルタントで、その積み重ねと実行力によって
既に誰も真似ができないような領域まで到達している。
イチローみたいなもので、毎日考えながら仕事をして、工夫や改善を6年間やり続けたら、
他人よりもずっと遠くへ行ける。
景気や競合関係など環境変化が起これば、すぐにやり方を見直すので、今後も荒木田さんの
進化は続くだろう。
荒木田さんに幾つか質問をしてみた。
1 荒木さんの夢は何ですか?
荒木田さん:「60歳になっても、この仕事を続ける事です。
組織に属しているかは別として、この仕事が好きなので、ずっと続けたいです。」
そうだ!! 一つの事を継続できる人だけがプロフェッショナルになれる。
2 この仕事をやっていて、一番嬉しい時は?
荒木田さん:「お人柄的に面接に弱かったり、離職期間が長く苦労されているような、一般的に
転職が難しいと思われるような方が成約した時です。
そんな時に、自分の『介在価値』を感じることができるからです。」
これだ!!
そうなんですよ。
我々は、わざわざクライアントと人材との間に入り込んでやる、このキャリアコンサルタントと言う
仕事の『介在価値』を常に意識して働かなければ、だたの「人ころがし」だな。
久しぶりに、それも荒木田さんのようなトップコンサルタントから、 『介在価値』という言葉を聞けて
本当に嬉しかった。
また、荒木田さんのサービスのスタンスは、「give & take 」 ではなく、 「give give give take 」 だ。
目先の損得にとらわれず、すぐにはビジネスにならない事こそを大切にすることによって、
結果として、更に大きな信頼やリターンを得ている。
このような志や質の高いコンサルタントが中心となり、その志を受け継ぐコンサルタントを一人一人
育てて行く事によって、はじめてこの業界やコンサルタントの社会的地位が向上する。
『介在価値』=「存在意義」 であるが、毎日それを考えながら試行錯誤し仕事を続けられる人だけが
人前でコンサルタントと名乗れる人だ。
「ひとつの事でもなかなか思うようにならぬものです
だからわたしは一つの事を一生けんめいやっているのです」 みつを
合掌。
※弊社HP↓。