当社は有料職業紹介事業を営んでおりますが、企業と人によっては無料で紹介しています。
知る人ぞ知る、この業界の人気企業があります。
決して大手ではないのです。
少数精鋭の会社です。
その会社を指名して来られる人もいます。
そんな場合は、社長に応募書類をお送りして、
「できれば面接してください。御社なら無料で結構です。」
というような事もやっています。
評判が良い会社とは、無料でもリレーションを持っていたいのです。
「評判が良い」とは、クライアント、登録者、同業者の三者から評判が良いという事です。
折角、優秀な人材に登録いただきながら、このような優良企業の求人が無いのは申し訳ないです。
求人の品揃えが充実していれば、それだけ優秀な人材に登録していただけると思っていますので
損だという考えは無いです。
元来、需給バランスによって成功報酬が変動する方が正しいと思っていますので、採用コストは
人気企業は安く、逆に不人気企業は高くなるのが当り前です。
職種で言えば、営業職よりエンジニアが高くて当り前。
30歳500万円の営業職は20%で100万円。
30歳500万円のエンジニアは35%で175万円。これでも安い。
エンジニアは年収の50%で250万円ぐらいでも良い。
営業職とエンジニアでは、それぐらい世の中の需給バランス(人口も)が違うので当然です。
人としての価値ではなく、採用の難易度が異なるので採用コストも異なるのは当り前という意味です。
私も営業職ですので20%組です。
今回の不況に業界の過当競争も手伝って、ようやく需給バランスや採用難易度による成功報酬レートの
バラツキ現象が本格的に始まったようです。
もう固定的に年収の30%という時代は終わり、企業の人気によって、職種ごとの需給バランスによって、
好不況によって、地域によって、成功報酬レートの分化が益々進みます。
このような事態が、大手人材紹介会社の自発的な意思によってではなく、不況や過当競争によって
なしくずし的に進んでいる事を残念に思います。
自由主義経済における恣意的価格コントロールの失敗例だと思います。
「アノネ なるべくなら うそはないほうがいいんだなあ オレそんなこという資格はねえけどね」 みつを
合掌。
※弊社HP↓。