他の人材紹介会社に訪問すると、知っている人にバッタリ会うことが多い。

自分が紹介した人なら驚かないが、

「えー！！　いつからここで働いてるの？」

という事がよくある。

それぐらい狭い世界だ。

しかし、会って顔色を見れば本当に元気か、そうでないか、何となくわかる。

心底笑っている顔、無理に笑っている顔。

転職しても１００％の満足は無い。

ある人材紹介会社の経営をやっている友人が話していた。

「社員全員と面談して、ざっくばらんに今の気持ちを本音を話してもらいました。

ざっくり言うと、みんなの満足度は６０％ぐらいですね。

まー悪くはなかった。

失敗じゃなかった。

正直言ってそんな感じです。」

実に正直な話だ。

満足度６０％だけど誰も辞めていない。

多分、満足度６０％というのは、相当良い環境だと思った方がいいだろう。

逆に不満足度６０％だと、そろそろ転職を考え始め、これが７０％～８０％になると

転職活動を始めるという感じだろう。

若くして人材会社を４社・５社渡り歩いている人もいるが、そういう人は次の転職が本当に厳しい。

満足度４０％でも、自分の努力次第、気持ち次第で６０％にできる事もあるので頑張ってほしい。

現在、この業界の主な転職理由は三つだ。

1　自分の業績が悪い。

2　会社の業績が悪い。

3　上司との人間関係が悪い。社風が合わない。

転職すれば解決する問題と、そうでない問題があるので、その辺を冷静に考えてほしい。

また、それを一緒に整理して考えるのが私の役目だ。

転職しても解決しない場合は、当然ながら転職は勧めない。

問題を整理しきれず迷っている人、気軽に相談に来てほしい。

「なやみはつきないな　生きているんだもの」　　　　みつを

合掌。

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