移転に伴い不要な物が出てくるので、リサイクル会社に片っ端から問い合わせした。
業界内での競争が厳しいのだろう。
ネット検索すると、たくさんリサイクル会社が出てくる。
5社以上電話したが、どこも問い合わせが多いらしく、電話に出るのに時間がかかる。
どこかのコールセンターにつながる。
私:「椅子、プリンター、冷蔵庫の3点を買い取っていただけませんか?」
先方:「住所と物と製造年月日を教えてください。
買ってから4年ですか?全部古いですね。
それから、椅子は余っていて買い手がいません。
そんな古いプリンターは、逆に引き取りに1万円かかりますよ。
えーと、3点引き取りに合計5万円かかりますね。」
とか、無機質で雑な対応で嫌になった。
「コノヤロー、もういい!!」 と思って電話するのをやめた。
どうせ国内ばかりか海外にも売って儲けるくせに、買い手からも売り手からも金を両取りしようなど
何とボッタクリな業界だと思った。
逆に儲かるから業界内の競争も厳しくなっているんだな。
うん? どこかの業界にちょっと似てるなー。
「貴方、そんなキャリアで紹介先などありませんよ。」 と言ってみたり?
履歴書や職務経歴書を送って来た人に何の返事もしなかったり?
よくないですよ。
話をリサイクルに戻そう。
そうこうしていると、昨日予約したリサイクル会社の人が査定に来た。
愛想の良いお兄さん。
お兄さん:「プリンターはインクが固まっていて、次に使う人からクレームが多いので
逆に3000円ぐらいいただけないと処分できませんね。」
私:「椅子と冷蔵庫もあるよ。」
お兄さん:「あー、それはいいですね。どれどれ・・・・・・。
冷蔵庫は2005年製で3年を過ぎているので、本当は無料ですが
気持ち1000円ぐらいならお渡しできます。
椅子は、きれいな状態ですね。新品みたいですね。
ただ、椅子というのはピンキリですから、幾らぐらいしましたか?」
私:「4万円ぐらいかな?(ちょっと高めに言ってみた)」
お兄さん:「そうですか・・・。ちょっとお金をお支払いするのは厳しいですね。」
私:「じゃあわかった。3点まとめて無料で持って行ってよ。」
お兄さん:「う・・・・・。無料ですか? 仕方ない。持ち帰ります。」
*これ多分演技だと思うが、まあ相手も営業だからいいじゃないか。
となって、結局、古いプリンターと椅子と冷蔵庫を無料で持って行ってくれました。
他の業者に比べると、態度も良く良心的だったので即決した。
しかし、何より驚いたのは、お兄さんが帰った直後に、その会社から電話が入ったことだ。
先方:「先ほど、当社の○○がお伺いしましたでしょうか?」
私:「はい。お越しになりましたよ。」
先方:「態度やマナーなど、担当者の対応に何かご不満はありませんでしたか?」
私:「いいえ、大変よくしていただきましたよ。」
先方:「そうですか。ありがとうございます。今後も何かありましたら、宜しくお願い致します。」
ほー、サービス直後に客に感想を聞いているんだ!!
これで同業他社との違いがわかった。
この会社の社長に会ってみたくなった。
合掌。
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