私の従兄弟で、田原幹郎(たはら みきろう)君と言う人がいます。
母方の従兄弟です。
母の弟=私のおじさんの子供です。
私が小学生だった頃に生まれたので、かわいくて弟のように思って遊んでいました。
現在、彼は、下記レストラン2軒のオーナーです。
http://www.winebar-mayu.jp/index.html
http://www.winebar-mayu.jp/dumviva/index.html
よく行くイタリアンなどの若いオーナーや店長と雑談する話の流れで、
私:「あー、そう言えば、僕の従兄弟もレストランを経営してるんですよ。」
オーナー:「えー、どこのお店ですか?」
私:「渋谷と恵比寿にあるんですけど。」
オーナー:「何と言うお店ですか?」
私:「繭(まゆ)という店と、ダンビーバという店です。」
オーナー:「えー!! 知ってます。一度行ってみたいと思ってたんですよ。」
私:「え!! 有名なんですか?」
オーナー:「はい。この業界ではかなり知られてます。」
へー、みきちゃん、そんなに有名なんだ。大したものだなー。
私は、田原幹郎(たはら みきろう)君のお父さん(おじさん)とお母さん(おばさん)に
大変お世話になりました。
小さい頃からよく遊んでもらって、今でもおじさんの事を兄貴のように思っています。
明るく裏表がなく、誰にも好かれる人です。
おばさんも同じようにすごく良い人です。
おじさんは、昔、脱サラして街の電気屋さんを始めたんです。
最初は良かったけれど、地方は不景気だし、人口は減るし、大型家電量販店はどんどん出店してくるし
商売は右肩下がりになって行ったんです。
他の電気屋さんも、どんどん無くなっていきました。
幹郎君は、幼い頃からそんな両親の苦労を見ていますので、
「よし、俺が早く一人前になって両親を楽にしてやる!!」 と思ったようです。
そのために、中学を卒業して料理修業の道に入り、フランスにも何度も修行に行ってます。
どんなに苦労したかと思うと、じーんと来ます。
店に行って久しぶりに会ったら、相変わらず愛嬌はいいのですが、どこか引き締まった
経営者の顔をしていました。
最近は両親を東京に呼んで観光させてあげたり、先日はフランスにも連れて行ったらしいです。
幹郎君を見ていると、親子とか家族の大事さを感じますし、裕福でなくても親が大切な事を
背中で教えてきたんだと思います。
「なみだで洗われたまなこは きよらかでふかい」 みつを
合掌。
※弊社HP↓。