いやー、今日は暑かったです。
47歳、一応は社長なのに、再び 「飛び込み営業」 をやるとは思わなかったです。
やっと俺も本気になってきたかな。
今日は、人材紹介会社が多い麹町近辺を、11時から17時ぐらいまで飛び込みました。
まずまず、お金がありそうな人材会社に絞って濃密に回りました。
飛び込みを開始したら、いきなり昔の会社で一緒だった知人に会いまして、
知人:「武谷(たけや)さんじゃないですか!! ご無沙汰してます。
何やってるんですか?」
私:「飛び込みだよ!!」
知人:「えー、マジで? そう言えば先週のブログに書いてましたね?」
私:「そうそう。今日はこの辺を回るから。」
知人:「うちの会社は飛び込みました?」
私:「まだだけど、ちゃんとリストアップしてるから、後から飛び込むよ。じゃあまたね。」
こんな感じでスタートしました。
基本は全て社長宛に飛び込みました。
結果は、この業界では著名な会社の代表取締役、御三方とお目にかかることができました。
飛び込み1社目から社長が出て来てくれて、資料は受け取っていただきましたが、
名刺はくれませんでした。
しかし、1社目から社長が出て来るとは縁起がいいと思い、すぐに昔の勘が戻って来ました。
全く躊躇なく次から次に機械のように飛び込み、時には口から出任せのトークも出て来て
新卒時代より上達したと思いました。
例えば、受付では社長の内線番号などわからない会社が多いですよね? そんな時は、内線代表か
秘書らしき人に内線電話するしかないです。
私:「○○さんいますか?」 *少し馴れ馴れしく。
秘書:「失礼ですが、どちら様ですか?」
私:「プロフェッショナル・サーチの武谷(たけや)ですが。」
秘書:「○○は来客中ですが、どんなご用件ですか?」
私:「いやー、以前御社の○○取締役にご紹介いただき、お目にかかったのですが。」
秘書:「あーそうですか? 失礼致しました。少々お待ちください。」
と、おっしゃっていただき、電話を切って受付で待っていると、
秘書:「どうも失礼致しました。あと1時間ぐらいでお客様もお帰りになると思いますが
お待ちになりますか?」
私:「いやそれじゃあ、一回りしてまた来ます。」
と言って、近くの会社を数件飛び込み、1時間後に戻ったら、すっかりお客様扱いです。
とにかく社長に会う事が目的ですから、プロセスは深刻に追求しないでください。
肉食系に徹しないと、飛び込みなんて成功しません。
問題は社長と会って何を話すか? その内容が有意義であれば、お互いにメリットがありますから
お客様にとっても無駄な時間になりません。
本日の最後は、人材協の名誉会長で、人材ビジネス経営者で唯一叙勲を受けた
東京エグゼクティブ・サーチ 代表取締役 江島会長 にお目にかかる事ができました。
受付で内線電話したら、秘書らしき方が出て来られました。
私:「江島さんは、いらっしゃいますか?」
秘書:「失礼ですが、どちら様ですか?」
私:「プロフェッショナル・サーチの武谷(たけや)ですが。」
秘書:「本日はお約束いただいてますか?」
私:「いやー、人材協の○○さんにご紹介を受けたので参りました。」
秘書:「どうも失礼致しました。ちょっと来客中ですので、都合を聞いて参ります。」
つかつかと会長室へ行かれ、
秘書:「お話中済みません。プロフェッショナル・サーチの武谷(たけや)と言う方が、人材協の
○○さんのご紹介で来られたと・・・・・。どうしましょう?」
江島会長:「うん? 人材協の○○さんの紹介? わかった、わかった。会うよ。」
と大きな声が聞こえました。
さすが大物は余裕がありますね。
その後、会長室に通していただき、2時間に渡り、会長の貴重なお話を拝聴しました。
私と同じ福岡県出身。中央大学法学部をご卒業後、渡米したく密航を考えたが危険すぎるので
まずはブラジルに渡って働きお金を貯め、その後、渡米を果たす。
勉学に励みながら、サーチ会社でアルバイトした経験から、 「このビジネスを日本に持ち込もう!!」
と決意し帰国。
帰国後も、開業資金を貯めるために、教材販売などガムシャラに働き3億円稼いだ。
やっと独立にこぎつけて、そこからは、営業と勉強の日々。
今は、経営の傍ら、堕落した日本を復活させるべく、国際舞台で活躍できる人材育成のボランティア活動や
野菜づくりなど趣味も充実させている。
会長:「武谷(たけや)君、日本の人材ビジネスは、まだまだこれからだよ。
欧米先進国に比べて20年は遅れているよ。