私はよく、人間を2つのタイプに分けて考えます。
1つ目のタイプは「成り行き人間」。成り行き人間の生活パターンとは――朝起きて会社に行く。夜遅くまで仕事をする。帰宅し風呂に入り食事をして眠る。翌朝また目を覚まして会社に行く。夜遅くまで仕事をする。帰宅し風呂に入り食事をして…(以下続く)。
成り行き人間もそれなりに仕事をしてはいるのですが、その生活パターンには何かが欠けています。それが何だかお分かりですか? そう、このタイプの人間は「自分の人生や生き方に対して“意識的な付加価値”を加えていない」のです。
これに対して、自分で納得のいく短期・長期の目標を設定したうえで、行動計画に落とし込み、それを追求し続けている人がいます。このような人のことを、私は第2のタイプとして「目標人間」と呼んでいます。目標人間は、成り行き人間に欠けているもの、すなわち自分の生き方に対して意識的な付加価値づくりを試みているのです。「およそ人生に成功する人とは目標人間である」と自信を持って断言できます。
このことに関連して、野田一夫さんという経営学者の講演に出席した時のエピソードを1つ。講演の中で、野田教授が聴衆に向かってこんな質問をしました。「成功の反意語は何だと思いますか?」。この問いに、あなたなら何と答えますか? 素直に考えれば、「失敗」と答えるところでしょう。ところが野田教授はこう続けたのです。成功の反意語は、「目標のない生き方をすること」です、と。
「そのうちに」という考え方は、ただの「願望」にすぎません。この願望に、「いつまでに」という時限設定と「どう行う」という行動計画が加わって初めて、それは「目標」と呼べるものに変わります。
願望 + 時限設定(いつまでに?)+ 行動計画(どう行う?)= 目標
私の知るかぎり、「願望」のみで成功した人は1人もいません。人生における成功とは、「願望」を「目標」に変換した時に初めて手中に入るものなのです。
「成り行き人間」の典型の私には、耳の痛い記事ですが、「成功」=「願望」は人によって異なります。
私も47歳。すぐに50歳ですよ。
願望イメージはあるので、あとは時間設定と行動計画ですね。
(65歳時点の願望)
・家内安全
・仕事:無料職業紹介⇒ボランティアのキャリア相談
・住居:博多(海が見渡せるマンション)
・趣味:釣り、将棋、旅行
(行動目標)
・今の体重と体脂肪率をキープするため、1日1万歩歩く。
・毎月30人に会う。その内、5人は経営者に会う。
・65歳までに1億円ためる。毎年600万円貯金する。
・博多で釣りの師匠をつくる。
・東京で将棋の師匠をつくる。
まだまだ、戦略と具体性に欠けますね。
もっと具体的に落とし込まないと。
来週、栢野先生の東京セミナーに参加するので、大いに刺激を受け、勉強してきたいと思います。
「夢×戦略×感謝」
現状はどれも足らないな。
「いまから ここから」 みつを
合掌。
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