麻生総理がヨーロッパ訪問中に、確かチェコで昔の国名である「チェコスロバキア」と言ってしまったらしい。
グーグルで調べると、現在は、「チェコ」と「スロバキア」という二つの国に分離しているらしい。
1992年に協議の上、円満に分離したようだ。
しかし、訪問先の国で、一国の首相が昔の国名を口にするなど言語道断。
事前に調べないのかな?
それに関連すると、社名でよく間違われるのが、「キヤノン」 である。
「キャノン」 と発音する人が多いと思うが、社名は、「キヤノン」 なのである。
常識だが、間違えると当然相手にしてもらえない。
「富士フイルム」 も同様だ。
「富士フィルム」 ではなく、「富士フイルム」 なのだ。
2006年までは、「富士写真フイルム」 だったが、「富士フイルム」 という馴染まれている
名前になったようだ。
昔、「富士写真フイルム」時代に営業担当だったことがあるが、当然、「富士写真フィルム」などと
間違えると出入り禁止になるので注意しなければならない。
私の名前を、「武谷」ではなく、「竹谷」と何度もメールに間違えて書いてくる人がいる。
メールの署名にも「武谷」と書いてあるのに、何度も「竹谷」と書いてくる。
初対面の人の名前を確認もせずに、メールを送信するとは一体どういう神経の持ち主なのか?
私の場合は、ちょっと難しく珍しい間違えられやすい名前なので、あまり神経質にならずに
あきらめている。
また、何度も「たけや」さんではなく、「たけたに」さんと呼ぶ人もいる。
これも子供の頃から慣れているので、あきらめている。
家内も名前の字をよく間違えられる。
「利恵」が正しいが、「理恵」と書かれてしまう事が多い。
家内も慣れており、あきらめているが、決して良い感じはしていないと思う。
国名や社名は、それなりの歴史沿革があり、何がしかの意味が込められているものだ。
個人名も、親など名付けた人の想いや願いがこもっているものだ。
大げさに言えば、「尊厳」 に関わる問題だ。
それを確認せず繰り返し間違えるというのは、「一事が万事」で、多分どんな仕事もきちんと
できない人だろうと想像してしまう。
親近感からニックネームで呼び合う事は歓迎するところだ。
しかし、正式な国名とか社名、人名というものは、間違ってはいけない。
ただ、人間は間違える。
その場合は、気がついたら丁重迅速にお詫びするしかないですね。
お互いに気をつけましょう。
合掌。
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