昔の家電製品は長持ちしましたよね？

子供の頃の冷蔵庫、親が結婚した時に買ったらしいですが、私が高校生になる時まで動いていました。

母親がピカピカに磨いて、最後まで真っ白でした。

テレビ、洗濯機、炊飯器、掃除機、ちゃんと大事に使っていたら、どれも凄く長持ちしていました。

それに比べて最近の家電はどうだ？

わずか２年前に買った、東芝のサイクロン式掃除機は、もう壊れてしまった。

家にはネコが３匹　いるので、気候が暖かくなると毛が抜けます。

だから、毎日掃除機をかけています。

使用頻度が高いとは言え、あっという間に吸引力が弱くなり、毎日フィルターの掃除をしなければいけない。

それでも駄目なら、中のメインフィルターを洗浄しなければならない。

フィルター洗浄は半年か１年に１回程度でいいはずだったのに、１ヶ月ももたない。

更に最後には、とんでもない壊れ方をしました。

なんと、Ｔ字型になっている吸い込み口が根元から折れた！！

私、モノを大切に使うように厳しく教育されたので、大変物持ちが良い方なのですが・・・・・・・・。

この掃除機、ビッグカメラで８万円もしたんですよ。

それがわずか２年で、ポキッと折れてお仕舞いです。

今の時代、こんな掃除機、買う方がバカですかね？

私は、日本メーカーの製品なら品質には問題ないだろうと、何も調べずに買いに行き、

ビッグカメラの販売員の話を鵜呑みにして、すっかりだまされました。

私は、どんな高額の買い物でも、とにかく行って気に入ったら即決します。

マンションでも車でも就職・転職でも。

過去は、それで後悔した事もなくやってきましたが、どうも家電に関しては通用しないみたいですね。

ついに、新しい掃除機を買う時は、「家電批評」　という雑誌を買って調べてから買いましたよ。

結局、　「ダイソン」　の掃除機を買いました。

前回、東芝の掃除機を買った時も、家内の友人が家電に大変詳しく、

「絶対にダイソンをお奨めします。」

と教えてくれたのに、違う製品を買って大失敗しました。

＊クマちゃん、アドバイスに従わなくてごめん。俺がバカだった。

「家電批評」　には、サイクロン掃除機と呼べるものは、「ダイソン」と「シャープ」の製品だけで、

本格的なサイクロン式は　「ダイソン」　だけと書かれていました。

短所は、「うるさい事」　と　「重い事」　と書かれていました。

多少うるさかろうが、重かろうが、掃除機は吸引力が強力で長持ちしなければ、ペットを飼っている

部屋では話にならん！！

だから今回は、「ダイソン」以外のメーカーを奨める販売員には耳を貸さず、初志貫徹でやっと

「ダイソン」を買いました。

前回、「ダイソン」を買わなかったのは、正直、外国製品に対する偏見もありました。

「外国製品は、すぐに壊れるし、メンテナンス体制も悪いに決まっている。」

と思っていました。

「ダイソン」は、故障した場合は、コールセンターに電話すれば、すぐに代替品を貸してくれます。

そして、確か１週間以内に修理して持ってくるのかな？

実際に買って使ってみると、吸引力は何倍も強力で持続しますから、掃除がはかどり、

掃除の時間も短縮されました。

おかげで掃除のストレスが大幅に軽減されました。

「重い」　「うるさい」　と言っても、前の東芝の掃除機も負けないぐらい重かったし、うるさかったので

全く気にならないです。

一体、モノづくり立国だった日本はどこに行ったんだ？

もちろん、最近は昔と違って、家電などほとんどが海外で生産されている事は知っていますが、

あまりに寿命が短くなっていると思います。

ちゃんと品質管理してるのかな？

早く壊れるように、わざと適当に作っているんだろう？

今、我が家で一番古いのは、家内が昔から使っている洗濯機でしょう。

「節水もできるし、そろそろドラム式が欲しい。」

などと言ってますが、毎日頑張って働いている古い洗濯機を見ると、かわいそうで、とても買い換える

気分になりません。

この洗濯機が寿命を全うするのを、最後まで見守ってやりたいと思うのです。

メーカーが良い製品を作る。

消費者はそれを大事に使う。

長持ちする。

製品に対する愛着心が醸成される。

それを子供も見て育ち、子供もモノを大事にする。

このような習慣や精神が、エコの原点だと思うのです。

テクノロジーだけの問題ではなく、それ以前の精神性が大事だと思います。

合掌。

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