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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

人材ビジネスは不人気業界?

バブル人気と言うのは、長続きしませんね。

ちょっと前は、人材派遣業とか人材紹介業は成長産業と言われ、就職・転職の人気産業でした。

最近、リクルートエージェントなどは、東大出身の新卒が10人ぐらい入社しているらしいです。

ところが、「派遣切り」 とか 「リストラ、希望退職」 とか、最近いろいろ騒がれて、

一気に不人気業界になってしまったようです。

社会人の転職サイトなど見ていてもそうです。

ちょっと前は、「人材派遣・紹介業希望」 という人が大勢いました。

未経験者が、この業界に大勢流入しました。

しかし、最近は激減しています。

最近、「人材派遣・紹介業希望」 という人は、ほとんど業界経験者です。

以前に比べると、業界経験者の登録が大変増えました。

業界経験者でも、「もうこの業界は嫌だ!!」と言って、異業界への転職を希望される方も大勢います。

そのような人たちは、当然、当社には登録されません。

それはそれで、もっと自分にフィットする業界を探していただきたい。

一方で最近、以前は登録して来なかったような、相当売上を上げている実力のある経験者が

登録されるようになりました。

このような人は、人材紹介の仕事が好きで得意な人です。

「今現在働いている紹介会社が低迷している。同業界のもっとしっかりした会社で働きたい。」

とおっしゃる場合が多いです。

このような人は、この業界の主要な会社の事は、いろいろ聞いてよく知っていますから、

へたな会社を勧めても応募しません。

こちらも勧める会社を厳選する必要があります。

規模も大・中・小あるし、独立系と資本系もあるし、全包囲型と特化型もあるし、分業型と一気通貫型、

固定給制と歩合給制、など様々です。

経験者は、これまでの仕事の流儀を変えたくない人が多いですから、その流儀が合うか?

合わないか? が第一条件で、あとは給与など条件次第です。

いずれにせよ、一時のバブル人気は冷めて、アマチュアは退場し、プロフェッショナルだけが残ろうと

している。

これからしばらくの間、ふるいにかけられ、この業界も少し成熟するでしょう。

そして何十年もかけて、まずまず社会的な評価を得られる産業になるのでしょう。

バブルからリアルへの転機ですね。

今もそれを象徴するような事が起こりました。

今、パートナーが4月28日の紹介責任者講習の受講申し込みをネットで行いました。

申し込み開始は、今日の午前10時だったので、もう満杯で無理だと思っていました。

しかし、19時になっても申し込みできました。

これも以前なら考えられませんね。

受付開始時間と同時に申し込まなければ、なかなか受講予約できませんでした。

東京会場を予約できなかった人は、大阪や、なんと札幌や福岡の会場まで飛行機に乗って

紹介責任者講習を受講しに行きました。

本当に日本は極端から極端に振れますよね。

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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