人材紹介業の業務システムのＡＳＰサービスを開発・提供している「ポーターズ」と言う会社がある。

http://www.porters.jp/index.html

社長の西森さん、取締役の渡邊さんが立ち上げた会社だ。

私が初めて「ポーターズ」に出会ったのは、マンパワー・ジャパン時代であったので、５年近く前になる。

ゼロから自前の業務システムを作るより、人材紹介業を経験・理解した人が作ったシステムを導入

した方が早くてコストも安い。

まずは、営業部長と業務のリーダーにデモを見て来てもらったら使えそうだと言うので、

今度は全社員向けに渡邊さんにご来社いただき、デモを見せてもらい質疑応答。

その後、「ポーターズ」の導入に至った。

その頃は、まだ２０社とか３０社の導入実績だったと思うが、現在は３００社近い人材紹介会社が

導入し、システム自体も進化し使い勝手も良くなっているようだ。

人材紹介業の業務システムとしては、立派なディファクトスタンダードになったと言っても良いだろう。

その「ポーターズ」社が、２月１４日に「ポーターズ・マガジン」と言う人材紹介ビジネス支援マガジンを

創刊した。

今までは、「月刊人材ビジネス」など、人材派遣会社を主なターゲットにした業界誌はあったが、

人材紹介業にターゲットを絞り込んだものは、ほとんど記憶にない。

まだまだ発展途上で課題山積の人材紹介業の健全な発展を応援しよう！！　という目的で

創刊されたそうなので、大いに歓迎したい。

私の場合も、「人材紹介業に特化した人材紹介」によって、業界の健全な発展に寄与したいという

同じ目的を持っているので、このようなマガジンが多くの人に読まれ、健全な刺激を与えてくれる事を

願いたい。

創刊号だけは無料で送付してくれるとの事だったので、ポーターズ社のＨＰに必要事項を入力し

送付依頼をしたら、営業の人からすぐに電話がかかってきた。

わざわざ持参していただけるというのだ。

そして本日、営業の方がお二人で「ポーターズ・マガジン」創刊号を持って来てくれた。

ありがとうございます。

内容を拝見すると、巻頭特集に「原点に戻れ！」（人材紹介会社１００社アンケート）という大見出しで、

原点を問う三つの質問がある。

1　人材紹介会社の成長の鍵を握るのは、企業開拓か。人材開拓か。

2　メリットと可能性を感じるのは、総合型人材紹介か。特化型人材紹介か。

3　御社が選択している社内体制は、一気通貫か。分業型か。

個別に様々な意見があろうが、このようなテーマで議論できる場ができた事が良いと思う。

更に今後は、人材紹介業の可能性と共に、業界が抱える克服すべき課題もテーマに

正面から取り組んでいただきたい。

人材紹介業が、真に世の中に必要な産業となるべく、業界のリード役として期待してます。

合掌。

※弊社ＨＰ↓。

http://www.agent-shokai.jp/