1月20日8時1分配信 産経新聞
全国の製造業で相次ぐ非正規社員の「派遣切り」。雇用対策として、さいたま市が発表した臨時職員100人の採用計画の応募が8人にとどまったことが明らかになったが、新規雇用を打ち出したほかの企業や自治体でも元派遣社員の応募が少数にすぎない実態が分かってきた。「派遣切り救済」と「人手不足解消」の一石二鳥を狙った企業や自治体は肩すかしを食った格好となっている。
高齢者介護施設を全国で展開するさいたま市の介護会社「メデカジャパン」。日産や日本IBMなど派遣社員削減を発表した30社に人員募集の文書を送ったが、「応募は1件しかありません」(担当者)。 「派遣削減が報道されたあらゆる企業に送っているが、職種や場所がなかなか合わないようで」と担当者は戸惑いを隠さない。 ラーメンチェーンの「幸楽苑」(福島県郡山市)では派遣切りが相次ぐ現状に先月、例年の3倍の150人の中途採用を発表。ところが面接にきたのは20~30人。派遣切りにあったとみられる人はうち2、3割。担当者は「このご時世なので、社会の役に立ちたいと採用数を増やしたが、拍子抜けしました」。 厚生労働省は企業への聞き取り調査から派遣切りで3月までに8万5000人が失業すると試算。このような中、慢性的な人手不足を解消しようと新規雇用を打ち出す企業も多い。 タクシー会社「エムケイ」(京都市)は先月、運転手1万人の新規募集を発表。1週間で140人が説明会に訪れたが、「元派遣社員の方はチラホラという程度。もっと応募があると思っていたが…」(担当者)。 当惑しているのは、自治体なども同じ。新潟県上越市は派遣切りなどにあった市内在住者を対象に小中学校の安全管理を行う臨時職員80人を募集。「定員がいっぱいになった場合、追加募集するか検討しようとした」が、申し込みは22人にとどまっている。 大分キヤノンなどで合わせて数千人の派遣切りが見込まれる大分県。「JAおおいた」(大分市)では、人手不足にあえぐ農業の現場で働く求人を呼びかけたが、問い合わせがあった約50人のうち元派遣社員は数人だけだった。 「日本養豚生産者協議会」(東京)も100人の求人を発表し、57人から応募があった。しかし、こちらも「元派遣社員は2割に満たず、逆に『会社に勤めているが転職したい』という問い合わせがあった」という。 こうした原因は、元派遣社員が希望する職場と、人手が足りず求人している職場があわない「ミスマッチ」によるもの。厚労省職業安定局は「どうやってこうした問題を解消するかは検討していきたい」としている。 |
この記事を読んで、どう思いますか
「年が越せるかどうか?生きるか死ぬかの問題だ!!」 なんて言っていたのに、
そんな人たちは一体どこに消えたんでしょうか?
生死の問題に直面しても、未だに職業を選ぶ余裕があるんですかね?
この記事の最後に、
「こうした原因は、元派遣社員が希望する職場と、人手が足りず求人している職場があわない「ミスマッチ」によるもの。厚労省職業安定局は「どうやってこうした問題を解消するかは検討していきたい」としている。」
と書かれていますが、厚労省がそこまでやる必要は無いでしょう。
だって、仕事を選り好みして失業している人のために、役人が動く必要など無い。
それこそ税金の無駄使いだ。
親も役人も過保護だ。
一番大事なのは、本人たちの労働意欲でしょうが?
本当に生死の問題で行き詰まっていたら、どんな仕事でもしますよ。
幼少の頃から、
「大人になったら、どんな仕事をしてでも、自分の力で食っていけよ。
一切援助はしないからな。」
と、親がちゃんとしつけをしていないから、こんな事になるんです。
ラーメンチェーンの「幸楽苑」さんなんて、副社長さんや人事部長さんにもお会いしましたが、
立派な会社ですよ。
「このご時世なので、社会の役に立ちたいと採用数を増やしたが、拍子抜けしました」
なんて、本当に泣けてきますよ。
あのね、「ミスマッチ」なんてどこにでもあるんだよ!!
むしろ、大半の人が、「もっと自分に合った仕事があったかもしれない。」 と思いながらも、
自分のため、家族のために我慢して働いているんだよ!!
それが仕事してお金を稼ぐという事なんだよ。
誰もが大なり小なり不安や不満を抱えながら働いてるんだよ。
でも、自分なりに少しずつやりがいを見つけて、何とかモチベーションを維持してるんだよ。
俺は、日本がこんな状況になったのは、親の教育が甘いからだと思っている。
国会議員、早く「モンスターペアレンツ撲滅法」を作れ!!
「やれなかった やらなかった どっちかな」 みつを
合掌。
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