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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

ストリートエージェンシー!!

欧米先進国に行くと、街中に多数のエージェンシー(人材紹介&派遣会社)がある。

それもビルの1Fでガラス張りのエージェンシーが多い。

ロンドンイギリス など歩いていると、まるで不動産屋さんみたいだ。

秘書・アシスタント専門とか、経理専門とか、たくさん書いてある。

不動産屋さんみたいに、ペタペタ仕事情報が物件情報みたいに貼ってある。

これを、「ストリートエージェンシー」 と呼ぶらしい。

日本も街中で数多くのエージェンシー(人材紹介&派遣)の看板を見るようになったが、

まだ1Fを店舗にしている会社は少ない。

逆に、個人情報の守秘の問題で、1Fを避けるエージェンシーが多数派だ。

1Fを店舗にしているのは、リクルートの転職ショップと一部の派遣会社ぐらいか?

そもそも欧米のストリートエージェンシーやリクルートの転職ショップでは、低年収層が主たる顧客だ。

当然、欧米でも高年収層は、ガラス張りの1Fのエージェンシーに登録したりしない。

また、FEE(成功報酬)の割合も、年収の5~30・40%などと異なる。

ただ、欧米では日本の不動産屋さんと同じぐらい、人材エージェンシーが生活に密着しているのは

事実であり、日本も遅ればせながら着実にその道を歩んでいるように思える。ウキウキ

欧米では、ホワイトカラーの90%以上が常時どこかのエージェンシーに登録していると聞いた。004

また、低年収層では、紹介と派遣の垣根など無い。

登録者:「はーい。こんちは。にこにこ

      私、先週会社を辞めたんだけど、何かいい仕事ないはてな

コンサルタント:「はーい。お久しぶり。にこにこ

          そうだったの?

          貴方なら、すぐにでもいい仕事があるわ!!

          例えば、テンポラリーだけど、給料の高いこんな仕事があるわよ!!ぬけさく

登録者:「なかなかいいわね。

      気に入ったわ!!にこにこ

コンサルタント:「じゃあ、来週から働けるように、この会社に電話するから待っててね。ぬけさく

こんな感じで決まってしまいます。

それから1ヵ月後。

コンサルタント:「元気でやってるみたいね。

          貴方の評価は抜群よ!!わーい

          会社側は、できればパーマネントで働いてほしいと言ってるわ!!ぬけさく

登録者:「私もこの会社、とても気に入ったわ!!にこにこ

      是非、正社員として働きたいわ!!わーい

こんな感じで、いつの間にか自然に正社員になってしまう。

JACの田崎ひろみ社長に聞いたら、TTPとか紹介予定派遣などという言葉すら存在しないらしい。

田崎ひろみ社長:「だいたい、日本は何でも遅れているのよ!!

           原則不自由の国でしょう?

           お役所が何でも決めて監理監督して、承認しないと何もできない。

           イギリスイギリス は逆ですよ。

           原則自由なんです!!

           その代わり、悪い事をした業者は厳しく罰せらますよ。

           それが大人の社会でしょう?」

私:「おっしゃる通りですね。」

田崎ひろみ社長:「イギリスではイギリス民間のエージェントと職安? ハローワーク? もタイアップしてるの。

           イギリスイギリスのハローワークの登録者を民間エージェントが決めたら利益を分け合うの。」

私:「やっぱり進んでいますね。」

田崎ひろみ社長:「イギリスではイギリス、駅前に必ずパン屋さんがあって、その横に人材エージェンシーが

           あるのよ。

           日本では不動産屋さんが必ず駅前にあるでしょう?

           あんな感じで人材エージェンシーがあるわけよ。」

私:「もの凄い数の店舗があるんでしょうね?」

田崎ひろみ社長:「そう。

           でもね、武谷(たけや)さん、日本も必ずそうなりますよ!!

           私の予言は必ず当たるから覚えておいてね。

           アデコとか、マンパワーとか、大きな派遣会社が必ずやります。

           彼らは外国で既にそうしてるから。」

8年前の会話だが、確かにひろみさんの言った方向に進んでいるように見える。

最近のM&Aの実情を見ても、人材ビジネスもいよいよ日本国内日本 での競争から、海外を含めた

グローバル市場地球 での競争の時代に入った。

しかし、こんな時代だからこそ、我々のような小さくて特色があるエージェントが生き残るのです。

アメリカアメリカ の事情を見ても、そのようになっている。

小さいエージェントが生き残るキーワードは、「本質的なコンサルティングへの回帰」 だそうです。

要するに、「真面目にやれ!!」 という事ですね。苦笑

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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