25年も人材紹介の仕事をしておりますと、様々な登録者とお会いします。
こちらが恐縮する ほど立派な方も数多く、教わる事の方が多い毎日です。
ただ、ここ数年感じているのですが、無礼な人 も増えています。
「モンスター登録者」 とでも言いますか?
特に、インターネットが普及してからかなー。
いずれにせよ、日本人社会のモラル低下ですかね?
皆さん、初めに社会人になると、「報・連・相=報告・連絡・相談」 をきちんとしなさい!!
と先輩や上司に教わりますよね。
それができない人が時々います。
まだ24・25歳なら、
「今の会社の教育がしっかりしてないんだなー。じゃあ俺が教えてやろうか。」
とも思いますが、30代にもなって、それも尚且つ管理職経験もあるのにできない人?
わざとやらない人? がいます。
正直、相当に頭に来ます。
また、このような人ほどサービスされて当然というような、妙な権利意識があったりします。
面接が進行中で求人企業との日程調整中だったり、ひどい人は 既にオファーレターを
受け取っていながら、私からの電話やメールにすぐにレスして来ないんですよね。
携帯メールにもお送りしているのに。
一体、どういう神経なんですかね?
悩んで迷っていたり、意中の会社が別にあって、そこからの返事を待っていたり、
個別にいろいろな事情があるのは、当然ながらわかります。
それならそうと、状況連絡のメール一つでも返信してくれればいいじゃないですか?
30代にもなって、管理職経験もある人が、そんな初歩的な報告・連絡もできないんです。
常々、「当社経由で転職しなくてもいいんですよ。他のエージェントを利用したり、自分でも
直接応募されたりして、内定された中でベストだと思われる会社を選べばいいんです。」
とお話ししていても、レスが悪い人は、やっぱりレスが悪い。
「問題先送りクセ」 みたいなものが身についているんですかね?
それとも私に悪いと遠慮されているのか?
部屋が汚いのに掃除 しない人みたいなものかな?
そして、このような人に限って、都合が悪い事は、電話ではなくメール1本で断って来ますよね?
まあ、本当にメールというのは、卑怯者や無礼者には最適なツールですね。
でもね、「一事が万事」 ですよ。
このような人は、結局何をやっても大成しません。
自分で思うほど周囲からは評価されません。
そして、「自分は頑張っているのに、周囲が評価してくれない。上司や職場環境が悪い。」
という不満を持つようになります。
これは、はっきり言いますが、初めて就職した会社での教育に、多くの原因がありますね。
「報告・連絡・相談」 よりも、ただただ 「数字、数字、業績、業績」 とかいうタイプの会社は
危険です。
思い当たる人、早くうちに登録してください。
それだけ、初めての会社、初めての上司 というのは重要です。
社会人としての基礎が形成されますからね。
狭い社会、いつまたどこで接点ができるかわか
らないのに、なぜ、人との出会いや信頼関係を
もっと大事にしようとしないんでしょうか?
いつか気がつく日が来る事を祈りましょう!!
無礼者撲滅委員会会長 武谷 広人(たけや ひろと)
合掌。
※弊社HP↓。