JACジャパンには、2000年2月に入社させていただきました。
当然、その前には面接があり、当時取締役、後の社長の神村さん(リクルート時代からの友人)と
久しぶりに再会し、ヘベレケになるまで飲みました。
そこには、エージェントのコンサルタント(よく知っている人ですが問題があるので名前は言えません)
も同席していました。
神村さん:「武谷(たけや)さん、一緒にやりましょうよ。
今度、うちの会社に遊びに来てください。
魅力あるオーナーにも会っていただきたいので。」
というような事を言われたと思います。
そして、1週間後ぐらいに先方のオフィスに伺い、まずは、現社長の田崎ひろみさんにお会いしました。
まず、お会いして、全身から凄いオーラが出ているのに驚きました。
初めの2時間は、私の職務経歴書をベースに大変具体的で鋭い質問をされ、後半の2時間半は
ひろみさんの過去の人材紹介業の経験、イギリスの人材ビジネスの話、JACのビジョンなど
大変情熱溢れるお話を伺いしました。
トータル4時間半です。
さすが30年もコンサルタントからたたきあげて経営者になった人です。
人材紹介業の事を、大変深く理解されている点に共感を覚えました。
お互いに長年やってきたからこそ通じる話とか、ビンビン感じるものがあります。
なかなか社外でそのような方とお目にかかる機会は無いので、私も興奮しました。
ひろみさん:「貴方がこれまでやってきた分業というやり方は、未だに理解できない部分があるけど、
当社もそれをうまく取り入れないと大きくできないかもしれない。
やり方は違っても、今日の話で私たちはお互いにプロだと確認できた。
時々意見がぶつかるかもしれなけれど、一緒にやってみませんか?
必ず成功すると思いますよ。」
私:「ありがとうございます。
私も他の会社の方と、人材紹介業に関して、こんなに深くお話しできて良かったです。
勉強になりました。」
ひろみさん:「それでどうするの?
いつから来れますか?
うちは早い方がいいんだけど。」
*来たー!! いきなりのクロージング。さすがにトップセールスは早いなー。
私:「いやー、はい。
ありがとうございます。
ただ、今の会社にちゃんと辞める話をしませんと・・・・・・。」
ひろみさん:「うちは1月から新しい期がスタートするのよ。
1月から来なさいよ。」
私:「はい。決めたら早くスタートしたいとは思いますが・・・・・・・。」
ひろみさん:「じゃあ、今の会社を辞めるように話を進めるのね?
いつ、誰に話すの?」
私:「いやー、直属の取締役はもちろん、社長も含めて上司には・・・・・・・。」
ひろみさん:「じゃあ、明日からでも早速話してね。
それで、できるだけ早く辞めてジョインしてよ。
そういうことでいいわね?」
私:「はー、また状況を報告します・・・・・・。」
ひろみさん:「じゃあ、今からグループのチェアマンの田崎に会ってもらうわよ。
こっちに来て。」
という強いクロージング力で、グループ創業者の田崎さんの部屋に連れて行かれました。
田崎さん:「どうも、こんにちは。はじめまして、田崎です。」
私:「武谷(たけや)と申します。宜しくお願い致します。」
田崎さん:「随分長かったね。どうだったの?」
ひろみさん:「私は