私は、1984年4月にリクルート入社後、2年後ぐらいにリクルート人材センターに転籍。
そして、2000年1月にリクルートエイブリックを退職しました。
約16年間お世話になって、本当に良い上司・同僚・メンバーに恵まれ、楽しく働けた事、
心から感謝しております。
こんなにわがままで馬鹿な私を泳がせてくれる会社は、めったに無いでしょう。
ありがとうございました。
退職理由は、明白ですので、率直に書かせていただきます。
私が部下(現在の家内)と社内恋愛関係になったこと。
「天網恢恢、疎にして漏らさず。」
暖かく慰留していただきましたが、ビジネスマンと言うより人間として会社を辞めました。
私、初婚も社内、相手は同期で24歳で結婚しました。
かわいい娘も二人います。
どんな罰も免れません。
初婚の仲人をしていただいた、めちゃ悪オヤジM役員には、特にご迷惑をおかけしました。
また、社長の岡x拍C気鵑筺⊆萃勛鬚涼翕腓気鵝⊂妥弔気鵝・槌・気鵑里幹鋿圓鯲∪擇觀覯未箸覆蝓⊆/p>
心よりお詫び申し上げます。
それから、同僚やメンバーに与えた失望も大きかったと思います。
当然ながら、当事者の元の妻と子供たち、三家の両親、そして現在の妻。
皆さん、申し訳ございませんでした。
あの時、それぞれの方から頂戴した言葉、今でも忘れません。
「お前、本当に辞める気か?
本当に辞めるなら、絶対に辞めろ。
辞める、辞めると言って、辞めない男は、ビジネスマン以前に人間としてバカにされるぞ。
辞めると決めたら、誰が何と言おうと辞めろ。」
「どうして辞めるんだ?
そこまで自分を追い込まなくてもいいじゃないか?
間違いは誰にもある。
俺にだって心当たりがある。
それなりのケジメをつけて、また出直せばいい。」
「俺はお前が好きなんだよ。
だからこれからも一緒に働きたい。
もっといい会社にしよう!!」
「部長を全員役員にするわけにはいかん。
だから、お前を選び、一つ先に昇格させた。
普通なら、『よし、ここで一つ』 と思って全力を出して頑張って、
いずれは他の役員も追い越して社長になってやろうというぐらいの気持ちに
ならんといかん。
お前が今回のような事をしたのは、お前には一番大事な『よし、ここで一つ』という
気持ちが無いからだ。
もっと欲のある男だと思っていたのに残念だ。」
「仕事」、「職場の人間関係」、「家庭」、「給与」、「出世」など、人によってモチベーションのウエイトが
異なると思います。
私の場合、一番は「職場の人間関係」だったのかな?
これがうまくいかないと、何をやっても楽しくないですから。
しかし、これを自分自身が壊す結果となったわけですから、もっと別のものが欲しかったのでしょう。
格好良く言うと「自由」ですが、実際には現実から逃げたかったんだと思います。
「仕事」、「職場の人間関係」、「家庭」、「給与」、「出世」の全部が行き詰って、もう自分では
バランスが取れないところまで来て、38歳まで演じていた生き方が限界になった。
「仕事」⇒マネジメントって何がおもしろういんだろう? 毎日会議ばかりだなー。
「職場の人間関係」⇒現場と距離が離れたなー。みんなも、そう思っているだろうなー。
「家庭」⇒毎晩、寝に帰っているだけだなー。女房とも子供とも楽しい時間をつくれていないなー。
「給与」⇒こんなにもらえる価値がある仕事はしていないなー。
「出世」⇒元々、出世するつもりも能力も無いんだけど。
そんな事を思っているところに、運命の出会いと別れがあった。
逆に別れて、過去の全てが有難く感じられた。
自分はなんと恵まれていたんだろうと思った。
しかし、わがままで自分本位。今でも変わっていない。
今の家内にも迷惑や心配をかけてます。
退職と同時に、2000年2月から、JACジャパンに拾っていただきました。
入社後、数ヶ月経って、オーナーにも本当の転職理由をお話しました。
寛容に受け止めていただき、ありがとうございました。
あー、いろいろな人にお詫びして、いろいろな人に感謝しながら、
前向きに生きていかなければ。
皆さん、ありがとうございます。
合掌。
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