昨日、ソフトバンクホークスの王監督が辞意を表明されました。
ご病気さえ無ければ、まだまだグラウンドに立っていたいだろうに。
私も家内も大の王さんファンなので、残念ですが、お体の事を考えると無理しないでほしいとも
思います。
我々がファンなのは、王さんが大選手であり偉大な指導者でもありますが、
それ以前に大変な人格者だからです。
私が尊敬する方で、JACジャパンの監査役で大橋さんと言う方がいらっしゃいます。
住友商事の副社長、住商リースの社長、業界団体理事長など歴任され、国から2回も勲章を
もらっている方です。
もう80歳ぐらいになられたと思いますが、大変お元気で頭もシャープで、素晴らしい人格者です。
これは、以前、私がJACジャパンの社長を務めていた時に、大橋さんから伺った話です。
どういう話の展開か忘れましたが、なぜか野球の話になり、王さんの話になったんです。
私:「大橋さん、ところで、王さんはどんな人なんですか?」
大橋さん:「大変な人格者ですよ。」
私:「どうしてご存知なんですか?」
大橋さん:「昔、知人のお子さんがご病気で、王選手のファンだというので、人づてにお願いして
お見舞いに行っていただいたことがあるんです。」
私:「王さんがお見舞いですか?
凄いですね!!」
大橋さん:「そこで、王さんはどうしたと思いますか?
快くお見舞いしていただいただけでも有難いと思いましたが、
病院にユニフォームを持ってきて、着替えて、お子さんの病室に行かれたんですよ。
凄い人だと脱帽しましたよ。」
私:「素晴らしい気遣いですね!!
お子さんも、ご両親も感動されたでしょうね!!
やっぱり凄い人ですね。」
今朝、テレビを見ていたら、
「こんな立派な人に、総理大臣になっていただきたい。」
というコメンテーターがいました。
私も同感です。
でも、王さんが野球をやめて何をやるんだろう?
ウズウズするだろうな。
無理せずに、今後も野球人であってください。
王さん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
合掌。
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