これまで、数社の人材紹介会社を見てきましたが、悪い情報をすぐに伝えないコンサルタントが居ます。
これは、大変良くないです。
良い情報はすぐに伝えるが、悪い情報を伝えるのは後回しにするコンサルタントが結構多いですね。
「書類選考突破しましたよ!! 面接に進めますよ!!」
「一次面接クリアしましたよ!! 次はいよいよ最終面接ですよ!!」
「内定です!! おめでとうございます!! 」
とか、登録者にとって良い情報は誰でも早く伝えますよね。
「こんな素晴らしいキャリアの方が、御社に応募されました!!」
「他社の内定は辞退して、御社に入社されたいそうです!! 」
とか、求人企業にとって良い情報は誰でも早く伝えます。
もちろん、私もそうです。
私自身も嬉しいし、相手も嬉しい情報は、当然早く伝えたいです。
しかし、本当は悪い情報こそ、勇気を持って早く伝えるべきじゃないでしょうか?
「申し訳ございません。現在、貴方に相応しい求人がございません。理由は・・・・・・・・。」
「残念ですが、書類選考で不合格になりました。申し訳ございません。理由は・・・・・・・。」
「残念ですが、一次面接で不合格になりました。申し訳ございません。理由は・・・・・・・。」
「誠に残念ですが、最終面接は不合格になりました。申し訳ございません。理由は・・・・・・・。」
「探しましたが、なかなか御社にご紹介できる人材が見つかりません。このままの条件では、難しいと
思います。例えば、この求人要件をMUSTではなく、WANTにしていただければ3人ぐらいの方を
ご紹介できると思います。どうしましょうか?」
「誠に申し訳ございません。今回は内定辞退となりました。理由は・・・・・・・・・。」
このような悪い情報こそ早く伝えて、登録者や求人企業が次にどのようなアクションを取れば良いかを
アドバイスして、次のアクションを促すことが、我々が提供すべきサービスだと思います。
自分の求人企業に合致しない応募者を放置して連絡しない。
求人に適合しない人材が見つからないと、クライアントに状況連絡しない。
このようなコンサルタントが多ければ、その人材紹介会社のみならず、業界全体に対する不信感を
生みかねません。
悪い情報こそ、勇気を持って早く伝えるクセをつける。
そうすれば、仕事が次の展開に進む可能性が広がる。
ずっと連絡しないで、自分の心の中でためていると、ストレスが増えて体にも良くない。
皆さん、初歩の初歩ですが、悪い情報こそ早く伝えましょう!!
合掌。
※弊社HP↓。