昨日に続いて、バイオレンス編です。
くだらない話で済みません。週末なので頭が回らず、許してください。
新人時代です。
いつものように超激安居酒屋の「天狗」で飲んで、同じセクションの営業ウーマンのアキちゃんと
一緒に地下鉄銀座線に乗りました。
終電近い酒臭い 満員電車です。
新橋か虎ノ門で乗ったんですが、乗った場所にチンピラ風の男が居て、5秒ぐらい視線が合って
しまいました。
そしたらですね、そのチンピラが、
チンピラ:「おい、こら、お前だよ。
お前、人に眼付けて、ふざけんなよ!!」
とか言って、後から私をこづいてくるんですよ。
当時は、溜池山王駅はありませんでしから、赤坂見附駅までの距離が長く、その間ずっと
チンピラ:「おい、こら、お前やる気か? ふざけんなよ!!」
と、何分も繰り返し言いながら、私をこづくんですよ。
当然、周囲の乗客も、凍りついたように見て聞いているわけです。
私は、黙ってこづかれながら、どのようにオトシマエをつけるか? 考えていました。
「そうだ!! 赤坂見附で丸の内線に乗り換える時に、後を振り向いて、一発パンチを入れて
逃げよう!!」
と決めました。
赤坂見附駅まではカーブが多いですよね。
「よしよし、早く赤坂見附に着け。着いたら、このバカにパンチを入れてやる!!」
と思いながら、黙ってこづかれていました。
そして、ついに電車は赤坂見附駅に着きました。
ドアが開きました!!
その瞬間、くるりと振り向いて、利き腕の左でストレートパンチを繰り出しました!!
ところが、振り向きざまのパンチであり、あまりにもチンピラとの距離が近すぎて、パンチは
クリーンヒットせず、チンピラの顔をかする程度に終わってしまったんです!!
「クッソー!! ストレートじゃなくて、アッパーにすれば良かった!!」
と思った時は、既に電車内でチンピラと取っ組み合いの状態になっており、あ互い手すりに頭を
ぶつけたりしていました。
しかし、電車が停車している時間ですから、ものの15秒、20秒の事です。
そしたら、周囲の男性乗客が大勢集まって来て、私とチンピラを引き離してくれました。
私が、アキちゃんと一緒にホームに降りた瞬間、
「プシュー!!」
と、ドアが閉まりました。
笑ったのは 、ドアが閉まる瞬間のチンピラの叫び声でした。
周囲の男性乗客:「もうやめなよ!!」
チンピラ:「でも、あいつが手を出したんじゃねーか!!」
「プシュー!!」
アキちゃん:「武谷(たけや)君、駄目じゃない!!
あんなチンピラを相手にして!!」
私:「ごめん!!
でも、気持ちよかった!!
しかし、ちゃんとパンチ 当てたかったよ。」
翌朝、アキちゃんが、この件を会社で話してしまい、私はまたみんなに怒られてしまいました。
でも、アキちゃん、ごめん。
それから、周囲の善良な乗客の皆様、ありがとうございました。
申し訳ございませんでした。
暴力反対!!
合掌。
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