今日も、アメブロ事務局からの宿題にお答えします。
「他の会社を受けていることは内緒にした方がいい?」
私の答は、「NO」 です。
理由を以下に述べます。
1 だいたい、1社だけ応募して決める人が居るか? 多くの人は、複数応募して比較検討するものです。
学生の就職活動のように、何十社も応募して、5社も10社も内定を取って辞退するというような事を
平気でやっていると、社会人としては信用を無くしてしまうので、これも程度問題です。
ただ、一般的には、3社から10社ぐらい応募して、2~3社程度内定して最後1社に絞る、というような
方が多いように思います。
複数社、応募するのは、転職希望者の基本的な権利です。
それを駄目だと言うような、了見の狭い会社には、入社する必要は無いと思います。
2 あえて、他社にも応募している事実を求人企業に伝えて、いかに応募者を勝ち取るかを提案する事が、
我々人材紹介コンサルタントの重要な仕事です。
・採用ターゲットとする人材はどんな人か? 求めるスキルとタイプは?
そもそも、採用ターゲットを間違えていないか? 高望みしていないか?
・採用市場での自社のポジションは? 採用市場での競合他社は? 自社の強み・弱みは?
・ではどうすれば、採用市場でターゲット人材を勝ち取る事ができるか?
あえて、採用上競合している企業名を、お客様である求人企業に伝え、競合他社に勝つ為の提案を
行い、一緒にターゲット人材を勝ち取るという結果を出す事こそ、我々人材紹介コンサルタントが
やるべき仕事です。
この事実を隠しても、問題解決を遅らせるだけです。
求人企業のためにも、応募者のためにもなりません。
我々は、事実を伝える勇気と、お客様に事実を受け止めていただく信用力を持っていなければ
ならないと思います。
「他の会社を受けていることは内緒にした方がいい?」
とんでもない。
そんな重要な事こそ、求人企業に伝えるべきです。
合掌。
※弊社HP↓。