今日は、アメブロ転職アドバイザー事務局さんからの三つ宿題に、一気にお答えします。
ちょっと初歩的な質問すぎると思いますが。
それでは、二つ目。
「常に求人広告が出ている会社はキケンな会社というのは本当?」
私の意見は、「NO」です。
(理由)
・積極採用する理由は、求人企業の個別事情によって異なるからです。
例えば、下記のような前向きな理由もあります。
◆その企業の商品(プロダクツ)やサービスが、本当に売れていて、業績が伸びており、大変忙しい。
このような理由で、積極採用されていた会社を挙げます。
・キヤノン様⇒プリンターやデジカメの開発
・セイコーエプソン様⇒プリンターやデバイスの開発
・日本IBM様⇒SI事業強化
・日本シスコシステムズ様⇒ルーター販売好調
・日本オラクル様⇒RDBMSの普及
・リクルートエージェント様⇒人材紹介サービス好調
・製薬メーカーA社様⇒大型新薬投入に伴うMR増員
このような会社が、キケンな会社ではないでしょう?
◆一方で、定着率が悪いから、常時募集しているキケン? な会社もあるでしょう。
私が昔、求人広告営業をやっていた時、「掲載不可」「要審査」となっていた業界がありました。
当時の例を挙げますね。*今は、どのような基準で審査しているか?存じませんよ。
「掲載不可」の一部です。
・教材販売
・海外商品先物取引業
・探偵社
・悪徳金融業者(通称:マチ金)
「要審査」の一部です。
・消費者金融業
・国内商品先物取引業
・事業者金融業
・健康食品業
・レジャーコンパニオン派遣事業
・美容エステ事業
加えて申し上げると、昔のリクルートエイブリック(現リクルートエージェント)は、更に下記のような
会社も審査対象としていました。
*これに関しても、今はどのような基準で審査しているか?存じませんよ。
・設立1年未満の会社
・従業員10名未満の会社
・有限会社
誤解の無いように申し上げますが、時代と共に新たな産業が生まれ、成長・成熟していきます。
新しい産業と言うのは、大なり小なり初めは危うさをはらんでいる場合が多いが、だからと言って、
新しい産業の芽を摘んではならない。
このような新たな産業が、衰退産業に換わって、新たな雇用も生み出します。
ただ、一方で、応募者に明らかな不利益があってはならない。
我々エージェントやハローワーク、求人広告を扱う業者などは、常に両者の狭間で苦悩しています。
こんな事も含めて、様々ご相談ください。
合掌。
※弊社HP↓。