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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

常に求人広告が出ている会社はキケンな会社というのは本当?

今日は、アメブロ転職アドバイザー事務局さんからの三つ宿題に、一気にお答えします。

ちょっと初歩的な質問すぎると思いますが。

それでは、二つ目。

「常に求人広告が出ている会社はキケンな会社というのは本当?」


私の意見は、「NO」です。


(理由)

・積極採用する理由は、求人企業の個別事情によって異なるからです。

例えば、下記のような前向きな理由もあります。

その企業の商品(プロダクツ)やサービスが、本当に売れていて、業績が伸びており、大変忙しい。

このような理由で、積極採用されていた会社を挙げます。

・キヤノン様⇒プリンターやデジカメの開発

・セイコーエプソン様⇒プリンターやデバイスの開発

・日本IBM様⇒SI事業強化

・日本シスコシステムズ様⇒ルーター販売好調

・日本オラクル様⇒RDBMSの普及

・リクルートエージェント様⇒人材紹介サービス好調

・製薬メーカーA社様⇒大型新薬投入に伴うMR増員

このような会社が、キケンな会社ではないでしょう?

一方で、定着率が悪いから、常時募集しているキケン? な会社もあるでしょう。


私が昔、求人広告営業をやっていた時、「掲載不可」「要審査」となっていた業界がありました。

当時の例を挙げますね。*今は、どのような基準で審査しているか?存じませんよ。

「掲載不可」の一部です。

・教材販売

・海外商品先物取引業

・探偵社

・悪徳金融業者(通称:マチ金)

「要審査」の一部です。

・消費者金融業

・国内商品先物取引業

・事業者金融業

・健康食品業

・レジャーコンパニオン派遣事業

・美容エステ事業

加えて申し上げると、昔のリクルートエイブリック(現リクルートエージェント)は、更に下記のような

会社も審査対象としていました。

*これに関しても、今はどのような基準で審査しているか?存じませんよ。

・設立1年未満の会社

・従業員10名未満の会社

・有限会社

誤解の無いように申し上げますが、時代と共に新たな産業が生まれ、成長・成熟していきます。

新しい産業と言うのは、大なり小なり初めは危うさをはらんでいる場合が多いが、だからと言って、

新しい産業の芽を摘んではならない。

このような新たな産業が、衰退産業に換わって、新たな雇用も生み出します。

ただ、一方で、応募者に明らかな不利益があってはならない。

我々エージェントやハローワーク、求人広告を扱う業者などは、常に両者の狭間で苦悩しています。

こんな事も含めて、様々ご相談ください。

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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