先週の金曜日のブログで、私が左遷されて、エグゼクティブ・サーチのプレイヤーをやっていた時の話を
書きました。
1995年ぐらいだったと思います。
ですから、13年前ですね。
今日、丁度、その時からお取引いただいている、大切なお客様のところに、面接同席で行って来ました。
若手採用は、リクナビネクストなど求人媒体を使われているのですが、管理職及びその候補の求人が
ある時は、お声掛けいただいています。
13年間も、ありがたいです。
リクルートエージェント⇒JACジャパン⇒マンパワー・ジャパン⇒独立開業 と、私の所属が変わっても、
途切れることなく、お取引いただいている。
これが一番嬉しいですね。
この仕事を長くやっている人は、皆さん、そんな大切なお客様を持っているはず。
この間、先方の社長様は変わりませんが、人事部長様は三人目です。
日本の会社で、引継ぎもきちんとされていらっしゃるので、過去、私が、いつ、どの人をご紹介したのか?
また、ご入社された方々が、どんなご活躍をされたのか? 全部記録されています。
それが、私のエージェントとしての評価です。
成功もあり、残念ですが、失敗もありました。
10人ご採用いただき、明らかな失敗は、2人はあったと思います。
失敗の原因は、やっぱり、タイプマッチングを間違えたからだと思います。
ちょっとでも心の中に、
「あの人、大丈夫かな? 雰囲気、ちょっと違和感あるな。」
という心配があると、だいたい長続きしませんね。
でも、13年間お取引して、未だに、初めて気づく事、新たに知る事があります。
「企業は生き物だ!!」
と思います。
13年前の社長と、今の社長、同一人物ですが、お考えになっている事が相当に変化している。
もちろん、時代と共に変化しているので生き残っているのです。
しかし、大事なのは、
「時代が変わっても変化しないもの。時代の変化に左右されない企業風土を創る事。」
この事の方がもっと大切な気もします。
そのような企業風土が、「信頼」とか「信用」とかを生むのではないかと。
最近、逆に、ただ社員がその場所に出勤して、仕事が終わったら帰宅するだけの、無機質な
企業風土が無い会社、顔が無い会社が増えているような気がします。
「それが、うちの風土だ!!」
と言われると、一瞬なるほどー、とか思いますが、よく考えると、
「その時に必要なスキルだけ集めているなー。」
とも感じます。
傲慢かもしれませんが、このように感じた会社とは、本気でお付き合いしません。
フェードアウトします。
経営者が、P/LやB/Sに表れないアナログな企業風土にこだわっている会社。
青臭いですが、こんな会社が好きです。
また、本当に成功する会社には、このようなアナログな企業風土があるんだと、
色々な会社とお付き合いした中で、痛感しています。
合掌。
※弊社HP↓。