今日は、おもしろいクレーム話です。
前回のブログで、当時の新宿支社で、新手の過激なアポ取りトークが流行っていた時の話です。
様々なパターンのアポ取りトークがあったのですが、
その内の一つが大きなクレームに発展した例をお話しします。
新人の無鉄砲な関西人の営業マンでN君と言うのが居ました。
怖いものなしの新人で、社長アポをガンガン取っていました。
「神田うの」のダンナが経営している、日拓グループと言う会社が高田馬場にあるんです。
N君は、その会社を狙っていました。
クレームの発端は、ある日のN君のアポ取りからでした。
N君:「あー、リクルートのNです。いつもお世話になります。社長、お願いします。」
*わざと50歳代ぐらいの雰囲気を出して、低いしわがれ声で話します。
秘書:「はい。お世話になっております。リクルートのN様ですか? 社長にどんな御用でしょうか?」
N君:「あー、先日の続きですわ。」
秘書:「先日の続きですか? 先日とは、いつの事でしょうか?」
N君:「あれはそー確か・・・? 先週、いや先々週の水曜日だったかなー? そんなもんでしたわ。」
秘書:「先々週の水曜日ですね? 間違いありませんか?」
N君:「あー、そんなもんですわ。」
秘書:「先々週の水曜日は、社長はハワイに出張しておりましたが!!」
N君:「あー、そうですか? そんなら先週の水曜日の間違いですわ。すんません。」
秘書:「先週の水曜日も、社長はまだハワイにおりました!!」
N君:「おかしいなー。あれは社長じゃなかったんですかね?」
秘書:「いい加減にしてください!! このお電話の件は、社長と人事部長に報告しますよ!!」
N君:「そうですかー、おかしいなー。ほなさいなら。」
その後、大きなクレームになったのはご想像の通りです。
その後、この話は、日拓グループさんからリクルートの新宿支社長に報告され、
結局、N君は、鬼マネージャーのSさんと、日拓グループさんに謝罪に行きました。
馬鹿ですね。
合掌。
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