「ビズリーチに依存したくない」
昨年
ご相談させていただいた
優秀な人材紹介コンサルタントAさんの
お話です。
Aさんは大変優秀で
現職でもトップクラスの業績を上げています。
そんなAさんが
「なぜ転職を考えているのか?」
と、不思議に思いましたので
質問させていただきました。
Aさん:「現職ではビズリーチに依存し過ぎた結果、業績も下がって来ています。
ビズリーチだけに頼らないスキルやノウハウを身に付けたいです!」
なるほどですね。
Aさんと同じような境遇や想いの
人材コンサルタントの方も多いでしょう。
従って、私は
Aさんがビズリーチだけに依存せず
業績を上げるスキルやノウハウが身に付く
ハイレベルなエグゼクティブサーチファームを
数社ご紹介させていただきました。
そして
「Aさんからすぐに連絡があるだろう」
と、思っていたのですが
なかなかご連絡が無かったので
私から
「その後、応募企業のご検討はいただきましたか?」
と、プッシュの連絡をさせていただきました。
Aさん:「現職の業績が大変なので、申し訳ございませんが、少しお待ちください」
というご連絡を最後に
進捗が途絶えておりました。
私は
「こんなに連絡が途絶えてしまったら、ご縁がないのかな?」
と、半分以上あきらめていました。
そうしたら、年が明けて
突然、Aさんから、下記メールのような
ご連絡をいただきました。
武谷様
ご無沙汰しております。
お忙しいところ何度もご連絡をいただいておりましたのに
ご返信が遅くなり、大変申し訳ございません。
年明け頃に改めてご連絡するとお伝えしておりましたが
ご報告が遅くなってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
つきましては、改めて直接ご説明させていただく機会をいただけませんでしょうか。
これまでのご支援に対する感謝もお伝えできればと存じます。
お忙しい中恐縮ですが、ご都合のよろしいお時間を頂戴できますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
A
私は、Aさんのメールを読んで
「今時、珍しい律義な人だな」
と、驚きました。
コミュニケーションは
相互信頼の上に成り立つ事ですから
連絡が途絶えてしまっても
相手が100%悪い
というものではありませんよね。
ご連絡いただけないのは
「私に足りない点があったのだ」
と、思います。
そんな今日この頃なのに
Aさんからの律義なメールは
少々驚きました。
その後
Aさんとオンラインでつなぎ
近況を丁寧にご説明いただきました。
なるほど、納得できるご説明でした。
Aさんの誠実さが伝わってきました。
やはり
トップコンサルタントになる方は
企業からも人材からも
周囲の方からも信頼される
そのような礼節を重んじる人間性を
お持ちだと感じました。
Aさんのような誠実な方にお会いすると
こちらが救われる気持ちになります。
Aさん、ご多用の折、ご連絡いただき
誠にありがとうございました。
何かと大変でしょうが
引き続き宜しくお願い致します。
(本日の1枚 : 野良ネコちゃんたちと遊ぶ)
「永遠の過去
永遠の未来
その間の一しゅんのいのち
いまここに生きて
あたらしき春に逢う
ありがたきかな」 みつを
合掌。