「今日のブログ担当は大東です。①心温まるエピソード」
3月3日の 「ひな祭り」 ですし
本日のブログは、副社長の大東(だいとう)に書いてもらいます。
私とは全く違うテイストのブログなので、是非、お読みください。
武谷 広人
↓
こんにちは。大東利恵(だいとうりえ)です。
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管理職・専門職などプロフェッショナルのための人材コンサルティング、プロフェッショナル・サーチのコンサルタントをご紹介します。
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本日は、私がブログを担当いたします。
今更ですが、ブログデビューです。
どうぞよろしくお願いいたします。
私がジェイエイシーリクルートメントを退職して
もうすぐ6年になります。
あっという間です。
(2009年7月に中途入社し、2019年6月まで10年もお世話になりました)
私が退職後
JACで一緒に仕事をしていたメンバーの皆さんから
「実は退職するんです」 とか 「退職しました!」 という連絡をいただき
お茶をしたりランチをしたり、ということが結構ありました。
私は、JACを退職する少し前から
とても力不足を感じており
管理職としての自分にすっかり自信を無くなしていましたので
「こんな私に連絡をもらえるなんて!」 と
それだけでとても嬉しいことでした。
しかも皆さん、わざわざ私の家の近くまで来てくれました。
管理職としてはダメダメだったと思うのですが
過去に関わった人たちが、一人でも二人でも
「本当にお世話になりました」 とか
「大東さんの考えに今も共感しています」 とか言ってくれると
「10年間JACで頑張ってよかったなー」 と思えました。
先日も、私が部長兼マネージャーだった頃
新人で入社してきたメンバーAさんから
「退職しまーす」 という連絡をもらったので
ランチに行ってきました。
Aさん:「いやー、本当にお世話になりました!
今でも大東さんに教えてもらった考え方は、自分の中の大きな柱になっています!」
私:「えー、本当に~?」
Aさん:「本当ですよ! そういえば大東さん、覚えてます?」
と言って、当時のエピソードを話し始めました。
Aさん:「新人の頃、ある企業に新規のアポを取った時に
『電話での話し方がなっていない! 来てもいいけど、別の人が担当して』 と
その企業の方から怒られまして。
まだ訪問もしていないのに、担当変更されそうになったんですよ。笑」
私:「それで?」
Aさん:「そんなアポだったので、大東さんに一緒に訪問してもらったんです。
そしたら大東さんが先方に
『是非、Aに担当させてください!』 って言って、深々と頭下げてたんですよ」
私:「えー、そんな事あったっけ?」
Aさん:「ありましたよ!
『Aは、お客様に真摯に向き合い、ちゃんと成果を出せるコンサルタントです。
なんとかチャンスをください!』 って。
横を見たら、新人の自分の為に、部長が深々と頭下げてるんですよ!
そんなの見たら、頑張るしかないじゃないですか!」
私:「それで?」
Aさん:「結果、自分が担当できることになりました。
そして、ちゃんと優秀な方をご紹介できたんですよ!
しかもこの案件、私の初成約だったんです!」
私:「そうだったね!」
Aさん:「そしてなんと、その企業に内定された方は、私の初面談の方だったんですよ!」
私:「そうだったよね!」
Aさん:「新人だったし、まだ面談そのものをしたことが無かったんですけど
社内の人材DBをチェックしていたら、求人にピッタリの方がいて。
それで大東さんに 『この方の面談、私に担当させてください!』
ってお願いしたんです」
私:「そうだ、初面談だったよね」
Aさん:「50歳代の方だったし、面談初めてだし
面談許可が出るか不安だったんですけど、大東さんが 『いいよ』 って。
めっちゃ嬉しかったですよ! かなり準備して臨みました」
私:「誰にでもOKするわけじゃないよ。Aさんだったら大丈夫だと思ったからだよ」
Aさん:「ありがとうございます。でもまだこの続きがあるんですよ!」
私:「どんな続きだったかな?」
Aさん:「その方に電話で内定のご連絡をした時
第一志望だったので、もちろん喜んでいらっしゃいました。
電話を切る時に 『では失礼します』 と言った後
失礼の無いように間をおいていたんです。
そうしたら、電話の向こうで 『やったー!!』 という
内定された方の雄叫びが聞こえたんです!
ご家族に向かって叫ばれていたのだと思います。
普段冷静な方だったので、それが衝撃的で」
私:「それは、Aさんも嬉しかったよね」
Aさん:「電話を切って、その話を大東さんにしたところ
『Aさん、素敵な仕事をしたね。その気持ち忘れないでね』 って言ってくれました」
というような感じで、当時のエピソードを話してくれました。
そして、別れ際にメッセージカードまでくれました。
3行の短いものでしたが、心のこもったメッセージでした。
お客様に対しても、メンバーに対しても
自分が発する一言一言が重いというか
自分の記憶が薄れていても
相手はしっかり覚えていることが多いのだなと
あらためて感じる出来事でした。
当時、私は1年の期末に
業績という視点だけではなく
とても頑張ってくれたとか、部署の為に力を尽くしてくれたとか
心に残る仕事をしてくれたメンバーを勝手に選出し
「大東賞」 みたいなものをあげていました。
Aさんにも1度あげたことがあるのですが
その時は、一つ一つ丁寧に手作りしているハンガー工房の
素敵な 「ハンガー」 をプレゼントしました。
「これから益々活躍して、良いスーツを買ったらそれを飾ってね」 と。
先日会った時に、Aさんが
「あのハンガー、大切に使ってますよ。
自分も同じハンガーを、メンバーにあげたことがあります!」
じーん。
素敵な仕事と
素敵なメンバーに巡り合えて
私は幸せです。
以上、大東利恵でした。
「ひとの世の幸不幸は
人と人とが逢うことから
はじまる
よき出逢いを」 みつを
合掌。